anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

オリンピック開会式ステキでした〜♪〜関係者の皆様、お疲れ様でした!!

数日前まで、

辞任騒ぎで、

本当に

開会式が

無事に行えるのか

たくさんの人が

心配だっただろうな。

 

予想外のことが

起こりまくった、

異例中の異例の

オリンピック。

 

それでも

あきらめずに

開催に向けて

努力し続けた

スタッフの

皆様に

感謝!!

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開会式は、

妄想で楽しんでいたのとは

違ったけど、

MISIAは好きだし、

素晴らしい歌唱で

感動。

 

3・11から

ちょうど10年の

今年に

オリンピックイヤーとなって、

 

その10年前には

考えられない

世界になってしまっていて、

 

でも、

「あきらめない」

で前に進む姿を

日本が代表して

示せたことに

意義があると

思う。

 

日本の国旗を

持って入場した

1人に

酒井響くんがいた。

 

2歳のときに

ガンで両目を

摘出、

全盲に。

 

音楽に興味があることに気づいた

家族が、

ドラムをやらせてみる。

 

才能を発揮して、

24時間テレビでは

X JAPANYOSHIKI

コラボ。

 

絶望から

「あきらめない」

で、

前を向いて

生きていくと

決めたご家族。

 

常に明るくて

前向きな響くん。

 

絶望の淵から

立ち上がった

響君が

開会式に出演したことで、

 

「あきらめない」

 

という、

メッセージが

こちらに

伝わり、

本当に感動した。

 

 

それから、

 

日本の文化は、

私がイメージしていたものから

さらに進化をして、

 

「漫画」

「ゲーム」

「お笑い」

が、

世界も認める

日本の文化になってきたのだなぁと

逆に学んだ。

 

木のオリンピックマークも

かっこよかったなぁ。

「おかえりモネ」、

ここにもつながっていたのね。

 

ミニミニが売っていたら

欲しい。

 

それにしても、

 

やるのか、やらないのか

できるか、できないか

世間が騒いでいる間にも

 

やることを

信じて

ここまで

準備することの

大変さ、、、、

 

本当に

スタッフの皆様、

ボランティアの皆様、

 

あきらめずに

素晴らしい開会式を

作り上げてくださり

ありがとうございました!!!

 

妄想で楽しむ☆〜オリンピック開会式編

妄想?想像?

で楽しむことが

子供の頃から

得意だった。

 

ちょっと

貧乏だったから、

何にでも

手に入るわけでは

なかったからかな。

 

単純に

性格かな。

 

今でもよく覚えているのは、

二段ベットの上で

寝ているとき、

 

手を伸ばしたら

届いちゃいそうな

天井が

スススーって

開いて、

ものすごく

綺麗な青い空と

綿菓子みたいな

白い雲が

流れていて、

 

まるで草っ原で

寝ている気分に

なっている、

っていう

妄想。

 

古い団地の

最上階。

 

空に近い気がしてたな。

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直近の妄想は、

オリンピックの開会式。

 

東京でオリンピックが

ある!

というニュースが

流れた日から、

 

開会式で、

誰がどんなことを

するのか

楽しみで仕方なくて。

 

おもちちゃん(娘)は、

2020年になったら、

小学生だから、

開会式出られたりしないかな、

とか。

 

平原絢香

アカペラで

国歌

歌ったりするかな?

とか。

 

嵐がいないから、

誰が盛り上げるのかって

考えたら、

 

歌もダンスも

最高に

かっこいい

三浦大知

出るかな?

とか。。。

 

妄想しているだけで

わくわく。

 

叶わないことなんだけど、

 

録画で撮りためた

ミュージックフェア

見ていたら、

 

雨の名曲特集をしていて、

 

美空ひばり

愛燦燦を

歌っていて、

 

その姿が、

なんとも

神々しくて

 

あったかい涙がぽろって

落ちてきて、、、

 

あ〜

東京オリンピック

美空ひばり

開会式か閉会式で

歌ってくれたら、

 

とんでもなく

大変なことになった

世界の

みなさんが

勇気をもらったり

心が救われたり

したかもしれないな、、、。

 

と妄想。

 

でも、

日本語の

繊細な雨の表現や、

 

「過去たちが

 まつ毛に憩う」

 

なんていう、

素敵な表現を

うまくは英語に訳せないから、

 

歌の良さは、

伝わりきれないかな。

 

 

オリンピックが

どうなるか、

 

世界や日本が

どうなるか、

 

明日もわからぬ

ときだけど、

 

妄想で

楽しませてもらいます。

 

 

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無事にギプスから解放された娘。

2ヶ月にわたって、

左手首の骨が元の位置に戻るよう、

ギプスで固定。

 

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その固定も、

ついに、

昨日、

解放された!

 

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おもちちゃん(小3の娘)は、

利き手が右だったため、

不自由な中でも、

片手で、

いろいろなことを

器用にこなしていた。

 

「人にお願いするって、

 結構大変だから、

 できるだけ

 自分でやるようにしてる。」

 

と言いながら、

ペットボトルを足にはさんで、

フタを外す。

 

折り紙は、

左ひじで紙をおさえて

右手で折る。

 

トイレは

慣れたもので、

トイレットペーパーを

右手だけで

巻いて、ちぎって、ふく。

 

2ヶ月で、

かなりたくましく

なったように思う。

 

そんな経験をしたからか、

 

「両手が使えることが

 こんなにも

 ありがたいことだったなんて、

 あ〜

 私の左手〜」

 

と、

お風呂で

左手を愛おしく

みつめる

おもちちゃん。

 

「明日から、

 みんなは

 優しくなくなっちゃうな〜」

 

なんていう、

心配をする

おもちちゃん。

 

母としては、

そんなことより、

ギプスから

解放されても、

 

どうか、

「鉄棒で遊びたい欲」

は、どこかに

しまっていてほしい

と思うのでした。

 

 

NHK「ひきこもり先生」3話、「いじめの法則」を見て、とことん泣く。

主人公を演じるのが

佐藤二朗

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11年間のひきこもりを経験し、

ひょうんなことから

公立中学校の非常勤講師となる。

不登校の生徒が

学校に行けるよう、

特別クラスが設けられていて、

そのクラスを

主人公は

担当している。

 

妹に

おすすめしてもらった、

ドラマ。

 

1話、2話、

見逃したけど、

 

3話が観れた!

 

全5話。

 

元小学校教員の私は、

学園ドラマは

あまり好きではない。

 

真剣に観ていたのは、

みにくいアヒルの子

1996年のドラマ。

 

岸谷五朗が演じる

小学校の先生が

素敵すぎた。

 

25年も前のドラマなのに、

忘れられない。

 

このドラマのガースケを

思い出させる、

 

ちょっと不器用で

純粋な心をもつ大人

 

が「ひきこもり先生」の

印象だ。

 

今回の話は、

「いじめの法則」

つまり、

「負の連鎖」だ。

 

ひと場面だけを見れば、

「いじめる子」、「いじめられる子」

の図があっても、

 

他の場面では、

「いじめる子」は、

立場が逆転して、

「いじめられる子」

になっている。

 

どちらも、

自分の居場所が

見つからないし、

 

自分が嫌い。

 

苦しい、

本当に苦しい、

連鎖。

 

この鎖を

頭より先に

心で

断ち切ろうと

奮闘しているのが

「ひきこもり先生」と

その人柄のひかれていく

同僚たち。

 

錆びた鎖を断つには、

1人では

無理なんだ。

 

苦虫を噛み潰すように、

 

どうすることもできない

小さい自分を

情けなく思って、

泣いたことは

教員時代に

どれだけあっただろうか。

 

例えば、

暴れ出したら

男の先生を

複数呼んで

おさえてもらわなくてはいけない

小学生の男の子が、

 

継母からの虐待で

顔と背中に

大きなアザをつけてきた日、

 

自宅ではなく、

児童相談所

向かうことになった

そのとき。

 

不安で、

体が丸くなって

小さく震えていた

彼を、

 

ただただ、

「大丈夫だからね。」

と手をにぎることしか

できなかった。

 

飴玉ひとつ

握らせて、

タクシーに乗って

学校から去っていく

彼を見て、

 

どうしようもない

気持ちになった。

 

その継母も

実は

育児のことや

自身の過去の深い闇を

抱えていた。

 

「負の連鎖」

 

大人が、

大人ひとりひとりが、

無関心から抜け出して、

他人にもっと

関わって、

いくことが必要なんだと思う。

 

「助ける」だなんて

考えないで、

 

朝、

「おはようございます」って

言うだけでいいのかもしれない。

 

たまに、

友達に、

「元気?」

って、連絡を取ってみるだけで

違うのかもしれない。

 

大人の孤立を

救っていかないと、

 

「いじめ」に泣かされる

子どもたちを

救っていけないから。

 

 

勇気の一歩

踏み出したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝ドラ「おかえりモネ」を見ているのに、ちよちゃんが忘れられない。〜ビー玉

朝ドラ、

週末の楽しみにしている。

一週間分を

家族で

一気に見る。

 

珍しく、

現代の話、

モネちゃん。

 

いつも爽やかで、

海や山の

においが伝わるような

綺麗な映像。

 

青い空も

流れる雲も

本当にいつもキレイ。

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モネちゃん、

応援しながら

見てる。

 

でも、

ふと、

ちよちゃんを

思い出す。

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数え切れないほどの

苦労、

裏切り、

不幸、

 

厳しい人生を

持ち前の

明るさ、

笑顔で乗り越えていく

ちよちゃん。

 

情が入りすぎたのか、

朝ドラが終わっても

思い出す、

映像、

セリフ、

場面。

 

その影響?

ではないと思うが、

 

おもちちゃん(小3娘)は

ビー玉が好き。

 

ラムネを

行きつけの串焼きやさんに

毎回頼むのも

ビー玉狙いではないか。

 

20〜30個くらいの

ビー玉を

「ビー玉家族」と、

おもちちゃんは

呼んでいて、

最近、

よく遊んでいる。

 

ビー玉アート?

でも言うのだろうか、

ビー玉をならべて、

 

「これ、なんだ?」

 

って、

聞いてくる。

 

うさぎ、犬、ねこ、

ちょうちょ、お花、

だ、だんごむし、、、

 

なんかすごい。

一応、

写真を撮る。

 

たまにやるのが、

「明日も天気やな。」

ちよちゃんのセリフ。

黄色いビー玉を

月に合わせて、

言う。

 

おもちちゃんも

まだまだ

ちよちゃんファン。

 

ちよちゃんを

演じた

杉咲花さんを

尊敬している。

 

 

「生きるって辛い。

 でも、

 面白い。」

 

この最終回の

セリフ、

今も

心に響いている。

梅雨の読書日記②☆〜「しょぼい起業で生きていく 持続発展編」

おもちちゃん(小3娘)は

5月生まれ。

 

福岡のばぁばが、

読書好きの

おもちちゃんのために、

図書カードを

1万円分も

贈ってくれた。

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その図書カード、

全部使って、

本を買いに行こう!

 

勇んで出かけた。

 

1万円分だもの、

本屋で

1時間くらいは

悩むよね。

いや、2時間くらいかかる?

 

気合いを入れて、

近所で一番大きそうな

本屋さんへ。

 

さぁ、

かごを持って、

いざ、

買い物!!

 

私も

久しぶりに

本、

買おうかな。

 

本屋さん、

楽しい。

 

においも

好きかも。

 

普段は

あまり立ち止まらない

「経済」とか

書いてある棚へ。

 

雇用される側でない

お金の稼ぎ方

ちょっと

学びたかったし。

 

わくわく、

どれにしようかな〜

 

ゆっくり

選ぶ時間あるな、

 

なんて思ったら、

 

おもちちゃんから

お声がかかる。

 

カゴにたくさんの

本。

 

もう決めたのかい?!

 

ざっと、

10冊超え。

 

はやっ!!

 

選ぶの

はやっ!!

 

まだ

30分も経ってないのよ。

 

おもちちゃん、

そういうとこ

あるんだよな。

 

あんまり

迷わないんだよな。

 

優柔不断の

私とは

違うな。

 

なんだか

悔しいから、

とりあえず

1冊、

 

表紙が水色で

かわいいから、

買うことにした。

 

『しょぼい起業で生きていく 持続発展編』

えらいてんちょう

 

続編だったみたい。

 

でも、

専門用語的な言葉は

全然ないし、

さらりと

読めた。

 

こういう

働き方もあるんだ。

って、

思った。

 

「好きこそもののじょうずなれ」

だね。

 

働き方改革

っていうか、

「生き方改革」

にもなるね。

 

仕事に対する

固定観念

強くあって、

 

毎日、

仕事が辛くて

仕方がないと

感じている人を

 

救ってくれる本かもしれない。

 

本当に、

「起業しよう!」

と思っていなくても、

 

世の中の

働き方、生き方

って、

いろいろあるんだって

わかるだけでも

プラスになるかも。

 

視野は広く。

 

また、

本屋さんに

行きたいな〜。

 

 

梅雨の読書日記☆〜「宇宙飛行士選抜試験、ファイナリストの消えない記録」を読んで。

『宇宙飛行士選抜試験

   ファイナリストの消えない記憶』

 内山 崇

 

理科が嫌い。

宇宙のことを考えるのが嫌い。

「何億光年」という言葉が嫌い。

自分の人生がはかなすぎることに

気づかされるから。

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そんな私が、

この本を読むなんてね。

 

全く興味がない職業だし。

 

かっこいいとは思うけど、

世界が違いすぎる。

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だけど、

この本を読んだ。

 

どこで、知ったんだろ。

 

「読まなきゃ!」

って思う、何かがあった。

 

それなのに、

そのきっかけが

思い出せない。

 

怖い。

 

でも、この本は、

面白い。

 

とっても

面白かった。

 

全く自分に関係ないようで、

自分が経験した、

「小学校教員採用試験」を

思い出した。

 

今年は、

教員採用の

倍率が最低らしいが、

私が受けた時は、

かなりの狭き門だった。

 

教員採用2次試験は、

落とすために、

いろいろな観点で、

教員に向いているのか

見ていたようだった。

 

ピアノ、リコーダー、

水泳、マット、ボール運動、

個人面接、集団討論、

ここまでは、

どこの都道府県もよくやっていた。

(今は、このような内容はほとんどやっていないらしい。)

 

私が受けた神奈川県の

2次試験には、

さらに、

「集団活動」という、

前にも先にも

この年、一度しか

行われなかった

幻の試験がある。

 

7、8人のグループに

名前順に組まれていて、

テーマどおりの活動を行う。

 

「このグループが仲良くなる遊びを考えて、

 活動しましょう。」

これが、課題。

 

曖昧。

 

幻の試験に

なるよね。

 

評価しづらいでしょ。

 

運のよしあしが

大きく出てしまうもの。

 

私は、

運がよかった。

 

みんな、

本当に仲良くなろうと

あきらめないメンバーだったから。

 

課題を聞いて、

 

は?

 

と、

思ったけど、

私のグループは、

やるしかないか〜

みたいな、

いい意味で

力が抜けて

 

楽しくやった。

 

まずは、

なんて呼び合うか、

決めて、

 

それぞれ、

こんなゲームしてみようか?

って、

提案しては、

やってみて。

 

結果、

本当に仲良くなって、

うちのグループのメンバーは

ほとんどが合格だった。

 

採用試験から、

約20年近く経つが、

飲みに行ける仲間となった。

 

今回、読んだ本にも、

試験の最中、

お互い、

「不思議と蹴落そうという気持ちはなかった。」

というところに

共感できた。

 

同じ目標、目的をもった人同士だから、

気持ちが通じ合うんだと思う。

 

見ている方向が同じで、

闘う相手は、

他人ではなく、

「おのれ」だと

わかっているんだ。

 

本を読んだ後、

サブテーマは

「ファイナリストの消えない記憶」

より、

「ファイナリストの消えない絆」

でもよかったのではないかと

思う。

ファイナリストたちの仲間たちの

熱い絆が読み手に伝わり、

最後の結果が出た時の

メールの内容も、

泣けた。

 

なぐさめでもなく

励ましでもなく

本音を伝えてくれる

仲間。

 

素敵な方々だと思った。

 

命を預け、

命を守る、

そういう仕事に就こうとする

人たちの

人格は、

磨かれている。

 

もちろん、

頭の良さは

半端ないのだろうけど。

 

筆者は、

最後の章で、

「宇宙飛行士への挑戦は、

 もっと根底にあった

 ぼくがやりたことが

 何だったのかを

 考えるきっかけをくれた。」

と、

「ぼくがやりたかったこと」

は、宇宙飛行士でなくても

成し遂げられると

気づく。

そして、

「夢は終わらない」

と。

 

勇気をもらった。

 

わたしも、

教員になろうと思った時の

気持ちは

今でも変わらない。

 

「退職」という

道を選んで、

同期や同僚たちに

なんとなく

後ろめたさを

感じていたが、

 

これからだって、

自分の想いを

忘れなければ

夢は実現できるのだ。

 

内山崇さんとは

全く違う次元だけど、

私も

前進していきたい。

 

 

 

 

 

 

ついに、ペットを飼う。〜ハムスターを迎える。

家の中に入れなくてもいいのに、、、

 

うちで飼うことを

なくなく許し、

ダンゴムシの世話を

おもちちゃん(娘、小3)は、

せっせとしていた。

 

鉄棒から落下する事故から

1ヶ月、

ギプス生活も慣れてきた

おもちちゃんと、

その家族である

私たち。

 

でも、

大好きな外遊び、

大好きな体操教室、

大好きな体育、

が、

できなくて、

なんだかやっぱり、

かわいそう。

 

そんなとき、

 

おもちちゃんが見ていた

動画に、

ハムスターが出ていて、

 

健気に

飼い主の作った

マリオの世界を

動き回るのを見た。

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苦手な小動物だけど、

なんとなく、

 

なんとなく、

 

その健気さが、

不思議と

かわいく見えて、、、

 

あれ、

この子がいても、

大丈夫かもと思えてきた。

 

その夜、

おもちちゃんの父に、

この現象を

伝えてみた。

 

すると、

話くいぎみに、

 

いいよいいよ、

おもちちゃん、

喜ぶよ〜

って。

 

まだ、

飼うとは

言ってなかったけど、

 

飼う方向だわね。

 

なんだか、

急展開だが、、、

 

家族が喜ぶこと、

1つでも

できたら

嬉しいよね。

 

さっそく、

次の日に、

おもちちゃんに

ハムスターのこと、

伝える。

 

お目目が

キラキラ!

おもちちゃん。

 

「こんな日が

 来るなんて!!!」

と、

おもちちゃん。

 

母も

ハムスターなら

アレルギーないしね、

って、

確認も。

 

土曜日、

ペットショップへ。

 

どんどんと

テンションが

上がっていく

おもちちゃん。

 

どんどんと

緊張が増す

私。

 

小動物、

怖い。

 

小さすぎて

怖い。

 

最後まで

命を守ることが

できるかな。

 

ちゃんと

その子が快適と

思えるような

お世話が

できるのかな。

 

緊張と不安を

抱えつつ、

スタッフさんに

いろいろと

ご教授いただく。

 

担当してくれた

若い女性スタッフさん、

偶然にも

ハムスターを

家で飼っていると。

 

サファイアブルーハムスター」

 

という種類。

 

てっきり

動画と同じ

白いのを

飼うのかと思ったら、

担当してくれたスタッフさんに

惹かれた

おもちちゃん、

 

サファイアブルーハムスターに

決めた。

 

なんやかんやで

契約、購入。

 

動物苦手の私の家に

動物が

やって来た。

 

目が

真っ黒。

 

ちょっと立つと、

おねがりしてるみたい。

 

毛並みが

美しい。

 

泣かない。

 

騒がない。

 

そんなに

臭わない。

 

夜行性だから、

昼間は

寝ている。

 

そんなこんなで、

 なんとか

共生

できている。

 

これから、

「人の手」

というものに

慣れてもらったり、

部屋散歩というものに

チャレンジしたり、

 

ペットらしく

するそうだ。

 

お迎えしたんだから、

苦手を少しずつ

克服して

 

「うちの子、

 かわいいのよ〜」

 

って、

あのスタッフさんみたいに、

言いたい。

 

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そうそう、

ダンゴムシさんたちは、

やっと

外に解放されていきました〜

 

 

 

 

 

 

テレビに出ていた大家族のお父さんの姿を見て、感じたこと。

おもちちゃん、

勉強した時間だけ、

録画したテレビ番組が

見られる。

 

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最近は、

怪我をしたため、

外に行って遊ぶことができず、

たっぷり勉強して、

たっぷりテレビを見ている。

 

勉強かどうか

あやしい時間もあるが、、、。

 

ビデオを見るときは、

イヤフォンをつけて

見ることが多い。

 

同じ部屋で、

私が読書やら、

仕事やら、

集中したいことをしているから。

 

この日も

イヤフォンを付けて、

テレビを見ていた。

 

それなのに、

なぜか、

映像が気になった私。

 

噂の大家族を探す番組。

 

まだ30代半ばで、

6人もお子さんがいて、

7人目を妊娠中という、

家族。

 

若いのに、

えらい。

 

今までの

大家族のお父さんの

雰囲気とは、

何かが違う。

 

おもちちゃんに、

イヤフォンを外してもらう。

 

そのお父さんは、

2歳で母親から離れて、

施設で育ったという。

 

でも、

悲壮感は全くなく、

とてもいい表情をしている方。

 

実際、彼は、

「ぼくの人生ですから、

 母親のせいにはしたくない。

 うらみとか、そういう感情は

 ないんです。」

 

と言う。

 

この後、

30年ぶりに母の居場所がわかり、

会いに行くのだが、

 

会いに行く理由は、

自分は元気でやっているということ、

子どもたち(孫)に合わせたいと。

 

2歳から施設で暮らす

そのときの状況や、

そこでの出会いなんかの話は、

全くなかった。

 

このお父さんの素直さ、

ステキさに、

感動してしまった。

 

何も語られていない部分を

勝手に想像して、

このお父さんに関わってきた

スタッフの方々、

お友達、

奥様に

感謝したいと思った。

 

本物の親子、

血がつながった家族だから

幸せになるのではない!

ということを

物語っていた。

 

人は、

自分をありのまま

認めてくれる存在が

近くにいてこそ、

安心できる。

 

家族でなくても、

そういう存在に

なれる。

 

 

私が、

公立にこだわって、

公立の小学校の教員を目指した

1つの理由が

ここにある。

 

誰かの

救いになりたかった。

 

ありのままの姿の

子どもたちを

受け止めて、

認めて、

ほめて、

 

生きることに自信をもってもらいたいと

思ったのだ。

 

名前を覚えていなくても、

どんな人に言われたか

わからなくても、

 

何を言われたか

忘れたとしても、

 

あのとき、誰かに

心を軽くしてもらった、

 

あとのき、誰かが

自分は必要な存在だと

言ってくれた、   

 

あのとき、誰かが、

幸せになれるんだと

教えてくれた、

 

と、

人生どこかのタイミングで、

辛くなったとき、

思い出してもらい、

 

生きよう!

 

と、

思えるように。

 

犯罪や事故を

おさえるような

大切な

一瞬を、

刻みたかった。

 

 

15年間、

必死に

向き合ってきたが、

 

そんなことが

1人でも

できたのかどうか

 

わからない。

 

だけど、

この大家族のお父さんの

明るくて優しい顔を見て、

 

なぜか

とても

嬉しかった。。。

 

 

教員という立場でなくても、

ありのままの姿を

受け止めてあげることは

できる。

 

今は、

おもちちゃんの

母として

ありのままのおもちちゃんを

愛したい。

 

 

お友達も

近所の人も

いまの仕事で

出会った方も

 

同じ気持ちで

(100パーセントは無理かもだけど)

同じように

目の前の1人を

大切にする人でありたい。

 

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ついに、家の中で、ダンゴムシを飼い始めた娘。

左手のギプスも

だいぶ慣れてきた

おもちちゃん。(小3の娘)

 

利き手の右手を

器用に使って、

家での遊びを

楽しんでいる。

 

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久しぶりに、

私がよく行く

テニスコート

気分転換にと

おもちちゃんを

連れ出した。

 

前日は雨だったから、

おもちちゃんが

大好きな

ダンゴムシ

が、

たくさん見つかった。

 

ちゃっかり、

虫かご

持って来てる

おもちちゃん。

 

ぞくぞくと

団子虫さんが

カゴの中に。

 

落ち葉や

砂も

見た目に綺麗な

お花も入れて、

虫かごは

にぎやかに。

 

嬉しそうに

おもちちゃんは

「今日は、

 ダンゴちゃん、

 連れて帰るね!」

って。

 

う、うん。

 

うちの駐車場とか、

お庭とか、

最悪ドアのすぐ外なら

いいかな、、、。

 

またまた

嬉しそうに

おもちちゃん、

「家にダンボールあるから、

 ダンゴちゃん、

 そこで飼えるよね!」

 

え?

ん?

どうだろ?

 

ダンゴちゃんは、

外の方が

居心地がいいのではないか?

 

暗いところが

好きなのでは?

 

もし、

モジモジ出て来て

寝てる時に

枕元に来たら

いやだよね?

 

いろいろ、

言ってみたけど、

 

家で

飼うことに

 

なった。

 

毎日、

きゅうりのはじっこあげたり、

水をスプレーして

湿らせたり、

 

カゴから出して、

お腹の上に

這わしたりして

 

楽しんでいる、

おもちちゃん。

 

あ〜

 

もう、

 

負けた〜。

 

どうぞ、

これからも

よろしくお願いします、

ダンゴちゃん。