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元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

うれしい春のおたより♪〜2022☆

4月、

とっても久しぶりの方から

連絡が来た!

 

しかも二人。

 

一人は、

小学1年生のときに

一度だけ担任させてもらった

クラスの男の子。

 

成人式のときに

呼んでいただいて、

 

成人代表の言葉で、

彼は、

「小学校の先生になります!」

と、

話していた。

 

あれから2年、

大学を卒業して、

 

晴れて、

小学校に勤務していると。

 

夢が叶って

うれしいと。

 

教師冥利に

つきる。

 

と言いたいところだが、

 

私としては、

どんな仕事でも

大人になって

元気でいることが

わかるだけで、

十分にうれしい。

 

彼らが呼んでくれた

成人式、、、

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この時に、

あるお母さんと

泣きながら

ハグをした。

 

そのお子さんは、

発達に遅れがあり、

集団生活にいることが

本人は苦痛で、

授業は

わからないことだらけで、

学校のトイレに

入れなくて、

辛いと、

教室の床で

グルグルまわっていた。

 

一年間、

何回も

お母さんと話し合いを

繰り返しては

最善策を

考えて、

一緒に悩んで

できたことは

共に喜びあった。

 

その子が

今は、

グループホーム的なところに

住みながら、

 

なんと、

マックでアルバイトをしていると。

 

元気に大きくなって

社会に出て、

仕事ができていると

知って、

 

お母さんと

抱き合って

喜びあった。

 

 

仕事の内容より、

本人や、

ご家族の

幸せそうな様子が

わかることが

一番のうれしい

ご報告。

 

なかなか

そういう

報告が自分の耳まで

届くことは

ないが、

 

届いたときは、

とっても温かい気持ちに

とっても幸せな気持ちに

なる。

 

私の苦労は

無駄ではなかったと、

少しだけ

自分を褒めてあげられる。

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小学校の教員を

退職したとき、

まだまだ

働きざかりの

年齢で、、、

   今もか?!

 

私は、

この仕事を辞めて、

教育現場から

逃げてしまった

肩身がせまい気持ちでいた。

 

これ以上、

この仕事を続けることは、

家庭を壊し、

自分をだめにする、

そう判断したから

仕方ないのだけど。。。

 

地味に自分を責めては

人間的な生活ができ、

自分の子どもと

向き合える喜びも

感じ、

 

まだ不安定な精神状態だったとき、

 

フラダンス仲間の一人が

私に依頼をしてくれたのが、

 

彼女の娘の家庭教師。

すでに中3。

 

小学校の教員が

中学生の勉強を

教えるのは

難しいよ〜

 

と、

やんわり断るも、

一緒に勉強する感じでいいから、

塾の宿題を一緒にやる時間でいいから、

 

ということで、

引き受けた。

 

その子は、

無事に高校合格、

 

それ以降

私もバタバタと

我が子の受験やら

引っ越しやらで

連絡は取り合っていなかったが、

 

数年ぶりに、

「大学入学しました!」

という連絡と、

 

「今の私がいるのは、

 あんこ先生のおかげです。」

 

という、

もったいないお言葉。

 

泣ける。

 

たった半年のお付き合いだったのに。

 

勉強は本当に難しくて、

答えを見ながら、

あーでない、こーでない、

と解き方を考える先生だったのに。

 

特に、

年頃だからといって

恋愛相談にのったわけでも

進路相談にのったわけでも

ないのに、、、。

 

彼女にとって、

私との学習時間が

大事なものだったのなら、

 

本当に

嬉しい。

 

指導するのではなくて、

寄り添うことが大事だとして、、、

 

私の育児は、、、

 

反省すべきことだらけ、、

 

春の素敵なおたより、

栄養にして、

 

娘の育児と

新しいお仕事に

いかしたいな。

 

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