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元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

親子で楽しむ深イイ絵本☆ ⑤

生きること。

 

 

劇団四季の「キャッツ」を

まだ結婚もしていない

若いときに観に行ったことがある。

 

すごい楽しみにしていたのに、

教員生活があまりにきつく、

疲れきっていたのか、

 

素晴らしい音楽の中で、

心地よく眠ってしまった。

 

後半、なんとか集中してみて

感じたことは、

「100万回生きたねこ」

に通じるなということ。

 

どうしてそう思ったのかとか、

「キャッツ」のストーリーとか、

音楽とか、

忘れちゃったけど。

 

佐野洋子作 「100万回生きたねこ」

 

久しぶりに読んで、

やっぱり深い話だと思った。

 

100万回生きていた猫は、ほぼ愛されていた猫。

 

最後の1回は、

 

心の底から「愛する存在」に出会って、

 

死んでいく。

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「愛されること」も

もちろん素晴らしいこと。

 

でも、

心から誰かを「愛する」、

何かを「愛する」ことができること、

 

愛すべき存在を大切にするということ、

 

これが「幸せ」ということ、

「生きる」ということ。

 

なんだろうか。

 

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親子でというより、

 

大人になった自分が、

 

もう一度、

 

じっくり、

ゆっくり、

この本と向かい合って、

よかった本。