七夕の笹
今日は、七夕ということで、
おもちちゃん(娘)は、
学校から帰って来ると、
折り紙で
天の川や織姫、彦星を作り
星をたくさん作り、
家の真ん中に飾り付け。
私は、不器用なため、
いっさいお手伝いはできず、
その様子を見ては
感動している。
思い出すのは、
やはり教員時代。
子どもたちの短冊や七夕飾りを
つけるために必要なもの、
竹
を、山へ取りに行ったことがある。
完全防備ができていればいいのだが、
突然、
隣のベテラン先生が、
今日、竹を取りに行こう!と
言う。
半袖、半ズボン。
まだ冷房が学校の教室にない時代で。
自分のクラスの竹は、
自分で切り出す。
細い竹を選ぶが、
なかなか重い。
やっと学校の校舎まで運べたと思ったら、
足に違和感。
見るとそこには
ヒル!!
私の血を吸っている最中で
どんどん太っていく。
声が出ない。
心で叫ぶ。
ようやく声を出せた時には、
ポロリとヒルは落ち、
私は、半泣き。
生まれて初めて
ヒルにやられた。
かゆいし、
気持ちが凹む。
なんとか、
力を振り絞って、
教室前に竹を設置。
願い事を書いた短冊を
嬉しそうに飾る子どもたちを見ながら、
私は、
心から、
来年は
ヒルに食われませんように
と、願ってしまった。
保育園時代のおもちちゃんですら、
「かぞくがげんきでいられますように」
とか書いてたのにね。