「天気の子」
やっと、ずっと観たかった
「天気の子」を、
アマゾンプライムで観た。
お支払い金額は500円。
「天使にラブソングを2」は、
300円。
あんこ家は、3人家族。
3人でお金を出し合うというルール。
「天気の子」は、500円だけど、
どうする?
と投げかけると、
予告編を見た
おもちちゃん(娘)は、
ん〜
「一緒に観たいけど、
そこまで観たい感じでもないから、
50円なら払う。」
と。
「君の名は」は、
映画館で観ている。
当時、おもちちゃん4、5歳。
家族で感動して、
ブルーレイも購入。
そんなわけで、
「天気の子」も
おもちちゃんと鑑賞したかった。
おもちちゃん50円
あんこ200円
大吉くん250円
話が決まり、鑑賞。
拳銃が出てくるシーンには、
私もおもちちゃんも
耳をふさいで、
恐怖を我慢して見ていたが、
最後まで集中して
鑑賞できた。
見終わったおもちちゃんは、
おもむろに、
自分のおこづかいから
100円玉を持ってきて、
私たちに渡してきた。
大吉くんに追加のお支払い。
「いい映画だったから。」
と。
なんだか、
かっこいい。
小学生で、
目に見えないものの
価値に
お金を払えるって、
すごいことではないだろうか。
少なくとも
私が小学2年生なら、
どんなに予想より楽しかったとしても、
追加でお金を払うという思考回路は
なかったと思う。
何が功を奏してこうなったかは、
よくわからないが、、、
おもちちゃんが欲しいと思うものや、
興味があるものの値段を、
いつも正確に伝えて、
これだと、「夕飯代がなくなるくらい」だとか、
「おもちちゃんのお手伝いの何回分だよ」とか、
ケチくさく説明してきたからだろうか。
あるいは、
小学生になって、
ものすごい本好きになって、
その作品の面白さ、つまらなさの違いがあることに
気づいてきたからだろうか。。。
どちらにしても、
家族で鑑賞できて、
よかった。
「君の名は」
「天気の子」
を観て、
作品を作られた新海誠さんは、
恋を超えた、
愛を描く天才だなぁと思う。
男女の愛、
親子愛、
兄弟愛、
自然への愛。
ロマンチックで、
繊細で、
人間の奥底にある愛で動かされる強さを
よく知っている方なんだろうな。
また、
いい映画に出会えますように。
それでは、
さよなら さよなら さよなら
(淀川長治さん風に。)