母校が
箱根駅伝に出る!
ということだけで、
こんなに
興奮するものだろうか
と、
自分でも驚くほど
お正月は
箱根駅伝の
中継に
夢中になった。
結果は、
シード権獲得で、
大満足!!
だって、
来年も
確実に
応援できるから。
どの学校の
選手も
選手のサポートも
応援も
さわやかで
真剣で
なんだか
美しい。
今回、
そんなキラキラな
1人の選手と
ご縁があったことが
わかり
感動した。
新人歌手が
売れっ子になると
親戚が増える、
というやつに
似ているから、
友達に自慢できないけど、
代わりに
ここで
自慢させてもらおう
っと。
9区を走った
選手、
私が勤務していた
小学校出身だったことが
わかったのだ。
私は、彼の妹の担任を
したことがあった。
そして、
その小学校では、
中学校の部活のような
走るクラブがあって、
運動がどんなに
苦手でも、
自分のクラスが
どんなに
大変でも、
若手先生はそのクラブを
休むことができない
という、
恐ろしいものだった。
私は、
朝が弱い。
低血圧。
仕事がハードで、
帰りが
遅い。
そんな中で、
7:30
から、
ひたすら子ども達に
声をかけながら、
自分も走っていた。
最悪だと
思って、
仕方なく
走っていた。
でも、
年に一度の
大きな大会では
必ず
感動して
泣いていた。
その私にとって
最悪のクラブに、
9区の彼は
入っていた。
私は、
もっぱら
走るのが苦手な
子どもたちを
応援する担当だったから、
彼は私の存在なんて
知らないかもしれないけど、
あの苦痛でしか
なかった時間が、
今、
9区の彼のおかげで
むくわれた。
直接的には
何も役に立っていないが、
間接的に、
とても
間接的にだが、
役に立ったと
思える。
ど素人の私が
独学で栄養のことを
学び、
年に一度の大きな大会前の
保護者会で
大事な食事について
プレゼンも
した。
あ〜
努力は、
いつか
報われるときが
くるのだ。
あ〜
あの
クラブのことで
どれだけ
悩んで
どれだけ
泣いたか。
あ〜
でも
彼のおかげで
報われた〜。
感謝しかない。
彼は、
4年生だから
来年は
箱根駅伝には
出ないのだけど、
陰ながら
応援していきたい。
ちなみに、
去年、
箱根駅伝の走りで
大失敗した
同じ学校の子が、
箱根を走ることが
決まって、
不安を口にした
友達に、
去年の俺を思えば
あれ以上のことは
ないだろう
って、
安心して走れるだろう?!
って、
友達の背中を押したという
話を聞いた。
そう、
やっぱり、
努力は
必ず
報われる。
これからも
それを
信じて、
前を向いていきたい。