anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

冬の読書☆〜話題の本を読んで。

話題の本を、

借りることができたので、

一気に読んだ。

 

「人は話し方が9割」

永松茂久

 

この本、

とても読みやすかったぁ。

 

読みながら、

自分の失敗も、

思い出した。

 

毎日ヘトヘトの状況で

週の半ばに行われる、

職員会議。

 

とにかく、

早く終わってほしいと、

会議にのぞむ。

 

そんな中で、

教員歴まだ10年未満の私が、

ベテランの先生の案件に

対して、

物を申した。

 

ただただ、

会議が早く終わってほしいから、

発言した。

 

自分が意見したことで、

たぶん、

その案件はまとまった。

 

だが、

会議が終わってから、

校長からの

呼び出し、、、。

 

「先ほどの会議での

あなたの意見は、

正しかった。

それでも、

言い方というものが、

なってなかったんだよ。

、、、」

 

と、

お叱りを受けたのだ。

 

振り返れば、

本当に

恥ずかしいほどに、

ひどい意見の伝え方で、

 

猛反省をしたので、

記憶している。

 

この本に、

書いてあるとおりの

失敗をしていた。

 

もしも、

相手との意見が違ったとしても、

まずは、

相手の発言を受け止め、

丁寧に、

相手に尊敬の気持ちをもって、

自分の意見を

言わせてもらうべきだったのだ。

 

職員会議での失敗は、

叱ってくださる方がいたから、

よかった。

 

他の場面でも、

きっと、

相当の方々を

不快にさせ、

敵を増やしていたことが、

想像でき、

 

申し訳ない気持ちになる。

 

過去は変えられないから、

これから、

変わらなくてはいけない。

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この本に

書いてある

「100%好かれる話し方のコツ」

の最後の項目が、

話し方を超えた、

人として

とても大切なことだと

感じた。

 

それは、

 

「幸せでありますように」と

祈りながら、

話すこと。

 

という、

コツというよりは、

信念に近いもの。

 

この気持ちが

根底にあれば、

確かに、

ひどい言い方や、

余計な一言を

言わず、

穏やかな

会話になることは

間違えない。

 

話題の本は、

道徳の教科書のようで、

 

どんな立場にいる人にも

響く

応援書のようだ。

 

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