anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

アトピー性皮膚炎の私、「みにくいあひるの子」を思い出す。

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親とは違う姿

 

金曜日、

とても蒸し暑い日、

3ヶ月ぶりに、

多摩動物園に行った。

 

友達親子と、私と娘で

汗をかきまくりながら

動物たちを見て

楽しんだ。

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今回は、何種類か

親子を見ることができた。

 

きりんの子、

子鹿。

 

そして、

生まれて初めて、

フクロウの

赤ちゃんと、

ペリカン

赤ちゃんを

見ることができた。

 

どちらも、

親は真っ白なのに、

赤ちゃんは、

ふさふさのグレーの羽。

 

不思議だね〜

 

って、おもちちゃん(娘)と

話していたら

ふと

思い出した。

 

 

私、

さいころ

母に

「あなたは

 みにくいあひるの子」

だと言われてきたこと。

 

「みにくいあひるの子」の

 

みにくい

 

という言葉に、

当時、

アトピー性皮膚炎の症状がひどく

顔はただれて

身体中がかゆくて

ボロボロのお肌だった私は、

やたら

深く傷ついていた。

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でも、

母は、きっと、

私のことを

 

将来、必ず

白鳥のように

悠々と空飛ぶ

大人になれる!

 

というメッセージを

伝えたかったのだろう。

 

その想いに気づいてからは

「みにくいあひるの子」

と言われて

嫌な気持ちになることはなくなった。

 

フクロウやペリカン、白鳥、

それ以外の動物も、

 

赤ちゃんの姿が

親と大きく違っているのは

なぜか

よくわからないが、

 

親としては、

ほんの少しも

我が子を

「みにくい」

だなんて

思ってはいないはず。

 

そもそも、

みにくいアヒルの子

ヒルの子ではなかった。

白鳥の群れに最初から

いれば、

誰もあの子を

「みにくい」

とは言わなかった。

 

他のものと比べてしまうから、

そんな言葉が出てしまうだけなのだろう。

 

私も、

テレビに出てくるような

子どもや、

かわいい友達と

自分を比べてしまったから、

 

下を向いて歩く癖ができてしまったのだ。

 

もっと、

堂々と

誰もが

生きていいのだ。

 

外見なんて

関係ない。

 

肌の色なんか、

もっともっと

関係ない。

 

みんな

上を向いて歩こう」♪♪♪

 

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