anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

アトピー性皮膚炎の私を支えてくれる、家族☆

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家族にお世話になっています。

 

小学生時代が

アトピーの症状が

一番ひどかった。

 

辛い時間は、

ミイラのように

巻き巻きした包帯を

 

次の日の朝、

取り外されるとき。

 

うちの母は、強い。

 

私が痛みで泣き叫ぶもんなら、

 

「泣いて痛みがへるもんかー!!!」

 

といかる。

 

そりゃそう。

 

ひたすら歯を食いしばって、

その辛い時間を、

どうか、

1秒でも早く去ってくれ!

と心で強く願っていたことを

よく覚えている。

 

今なら、グーグル検索でもして、

痛みを抑えながら

包帯をはずす方法とか

調べることができただろうに。

 

あの時代は、

根性で乗り越えるしか

なかった。

 

私には、

母のように

強くはいられないだろうな。

 

血と、うみでべったり包帯を

はずす勇気は

ない。

 

ころんだ傷にやっとできたかさぶたを

速攻はずす作業のようなもの。

 

私にはできない。

 

 

ありがたいことに、

うちの娘は包帯はしたことない。

 

 

むしろ、

私を支えてくれている。

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いまの時期、

ちょっと症状が悪くなる。

 

顔と背中。

 

顔は、かゆみはそんなにないし、

今は化粧できなくても、

マスクがあるから大丈夫。

 

しかし、背中は、かゆいと

夜も何度か起きる。

 

かゆくて起きる。

 

とても薬が塗りにくい場所。

 

だから、お風呂上がりに、

薬をぬってもらう。

 

たまに夫くんに。

 

だいたいは、おもちちゃん(娘)に

やってもらってる。

 

おもちちゃん、

小学2年生に、

こんなことお願いして、

なんだか

申し訳ない。

 

と思うところだが、

 

彼女は、すごい。

 

薬を塗り始めると、

 

「ありゃぁ、これはお客さん、

 なかなかやっちゃってますね。」

 

と、お店やさんに変身。

 

私「店長、すまないです。

  かゆみ、がまんできなかったんです。」

 

おもちちゃん「仕方ないですよ。

       大丈夫です。

       今日はたっぷりぬっておきます。」

 

「店長、ありがとうございます。」

 

「あ、私、店長じゃないんです。

 まだ、バイトです。

 よく間違えられるんですよ。」

 

って、本当に背中にいるのは、

8歳のおもちちゃんなのか?

と疑いたくなるほどの

流れるような会話。

 

「今日はサービスで、マッサージもしますね。」

と、ゴリゴリ、ツボを押してくれたりもする。

 

本当に、ジャストフィットで

気持ちいい。

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薬をぬって、

べったべたになった

自分の手を見ても、

動揺はいっさいせず、

 

「今日も、ぴっかぴか!」

 

なんて言う。

 

 

本当に、家族に支えられて、

幸せだと思う。

 

いつも、ありがとう。

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