かぶと
5月5日「こどもの日」は、
過ぎていたが、
小2の娘、
動画配信の授業で、
図工「かぶとを折ろう!」
があった。
課題は、
折り紙でかぶとを折る。
画用紙にその「かぶと」を貼る。
その「かぶと」をかぶっている自分や友達を描く。
背景は自由に描く。
図工が大好きなおもちちゃん(娘)は、
他の授業より、
明らかに
やる気をもって、
楽しく課題をこなした。
最後に、先生が、
「新聞紙で作ると、みなさんもかぶれますよ。」
と御丁寧に教えてくださった。
このコメントを
流してしまうようなおもちちゃんではない。
しかと聞いて、
速攻、作り始める。
他の授業、残っているのにね。
課題、写真でおくらなきゃいけないのにね。
そして、
一つ作って満足するようなおもちちゃんではない。
他の教科の課題、残っているけどね。
すごい集中力で、
かぶとを作っていく。
もはや声はかけられない。
気づけば、
いろいろな大きさの「かぶと」が
できあがっていた。
そして、翌日、
気づいた。
階段近くの壁に
「かぶとパーティー!!
22日〜24日まで。」
と書いた看板。
にっこり笑顔の子がかぶとをかぶった絵も
描いてあった。
ん〜
この看板について、
つっこむべきか、、、
数ヶ月前に、
「おでんパーティー」
と書いてある看板を
同じ場所に貼ってあったことがあった。
セブンのオレンジのシールを
私に内緒で
せこせこと集めていたらしく、
そのシールが看板のまわりに
貼ってあって。。。
おもちちゃんの意図が
たまに
わからなくなる。
今回もわからない。
結局、
22日、
自分の誕生日なのに、
私たちに
サプライズをするように、
家にある
たくさんのぬいぐるみを
ソファーに
ぎっしりと並べ、
「さぁ、みんな、始めるよ!
順番だから、待っててね。」
と、ぬいぐるみたちに呼びかけ、
端から、
あの新聞で作った「かぶと」を
かぶせる。
「わぁ!!
全員分にかぶとを作ってあげたんだね!」
と、素直な驚きを言葉にする私。
だが、
それ以上は、、、
なんて言えばいいか。
とりあえず、
みなさん?で、
集合写真を撮り、
解散。
終わり。
終わり?
あれが、
パーティーだったのかな?
もっと、
気の利いたことを
言ったらよかったのか、
もう満足したのか。。。
24日。
おもちちゃんは、
看板を自分で外した。
特に、何も言わず。
「かぶと」パーティー♪
終わる。
育児、
続く。