anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

春の読書日記☆〜「蹴りたい背中」を読んで、読書欲増す。

蹴りたい背中』 綿矢りさ

 

ちょっと古くなった

この本が、

図書館の本棚で

なんとなく

目立っていて、

 

借りてみた。

 

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毎週のように

おもちちゃん(娘:小3)は

図書館で本を借りる。

 

最近は、

おもちちゃんに付き合うのは、

おもちの父であり、

 

私は、

仕事だったり、

家のことだったりで、

行かなくなっていた。

 

久しぶりの図書館。

 

緊急事態宣言が

明日出るし、

GWは

どこにも

行けないし、

 

本を借りるしかない。

 

仕事に関わる本や、

旅行の本などを借りて、

 

最後の一冊、

手に取ったのが、

この

蹴りたい背中」だった。

 

あれ?

前にも読んだことあったかな?

 

全然思い出せない。

 

冒頭を読んでも、

わからない。

 

えいっ!

借りちゃえ!

 

って、

勢いで借りた。

 

そのわりには、

 

どの本よりも

先に読了。

 

しかも、

どっぷり、

この不思議な世界に

つかって、

何かを書かずにはいられない。

(ブログに。)

 

10代の女の子が

書いたとは

思えない、

素晴らしい表現の数々。

 

10代の女の子だからこそ

書けたんだろう、

なんとも言えない、

とっちらかった

感情の数々。

 

物語に感動したというより、

文章の一文一文に、

感動した。

 

日本語って、

すごい!!!

 

これ、翻訳できるのかな。

 

外国語では、

とても表現がしきれず、

この曖昧な

感情や、

独特な情景を

表現することは、

 

日本語以外では

無理なんではないかな。

 

そんな文章を、

10代の子が

書いたんだ。

 

私、

高校生のとき、

空っぽだったな。

 

もっと、

学生時代に

本を読んでおけばよかったと

思うけど、

 

いつ初めても遅くないから、

これから、

 

本、

読んでいくわ。

 

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