娘の質問
昨日、寝る前に、
「もし、私と見た目が全部 同じ子が、
5人いたら、どうやって、本物だってわかる?」
わぉ。
脳みそがおやすみモードになっているこの時間に、
結構な難問をつきつけてきたー。
ん〜。
ん〜。
ん、
いつものお笑いネタやってもらえれば、
すぐわかりそうだなぁ。
でも、
おもちちゃん(娘)が望んでいる答えは、、、。
「ハグしてみる!」
匂いとか、
その強さとか、
ハグの時間の長さとかで、
わかるかなぁ。
眠い私、
最初に言ってしまったのは、
「ラーメン屋さんで注文するものを聞いたらわかる。」
「絶対アイスを頼むから!」
たぶん、5人のうち3人は同じことするよね。
案の定、
おもちちゃんに、
「それだと、アイス好きな子は、やっぱり頼むよ。」
と、
あっさり切り返された。
とにかく、眠い私、
質問返しをすることにした。
「おもちちゃんなら、どうやって、本物の母だってみわける?」
ん〜。
「母のズボンを自分ではいてもらう。」
え?
なんで?
「自分のズボンなのに、
母はいつも、
うーーー
きついーーー!!!
って言うでしょ?!
他の人は、だまってズボンはくんじゃないかな?」
あっぱれ!
まさに、その通り。。。
悲しいけど。
サイズ変更しなくてはいけないことは
重々承知なんです。
おもちちゃんて、
私が考えないようなことを
聞いてきたり、
お願いしてきたり、
する。
本当に、
小学生って、
おもちちゃんて、
面白い♪
このやり取りで思い出した絵本がある。
「ぼくのニセモノをつくるには」 ヨシタケシンスケ
自分にそっくりのロボットをつくるために、
自分の特徴をロボットに伝える。
自分らしさ、自分の個性、
他人とは違う部分とは、なんだろうか?
を、考えさせられる面白い絵本。
この本が家にあるから、
おもちちゃんは、これを何度も読んでいて、
ふと、質問したくなったのかなぁ。
人間みな、唯一無二の存在だって、
わかってるけど、
自分のことって、
案外わかってないことに
気づかされる。
また、この絵本を読み直して、
おもちちゃんに、
いつか
ご名答返しをしたいな。