想像以上にがんばっています。
やっと、やっと、
学校が始まって、
安心まではできないまでも、
少しホッとした
親御さんも多いのかな。
私も、娘の学校が始まってくれて
少しホッとしている。
子ども一人ひとり、
緊張感や期待感は
もちろん違うのだけど、
たいていの場合、
子どもたちは「学校」で、
背伸びをして
過ごしている。
絶対的に守ってくれている
親のいない
社会の中で、
一人で戦っている。
先生との関係、
友達との関係、
クラスの空気、
勉強に、
休み時間、
係、委員会等々、
たくさんのことに
気を遣って、
頭を使って、
がんばっている。
だから、
学校から帰ってきたら、
1日、学校に行けたことを
おおいに
ほめてあげてほしい。
心身ともにへとへとに
なる子もいる。
イライラして、
家で
きついことも
言ってしまうかもしれない。
性格的に明るい子も、
何も考えてなさそうな子も、
みんな本当にがんばっている。
私が、
1年生の担任になったときには、
いつも
保護者にこんなふうに
話して、
お願いする。
「○○ちゃん、おかえり。
今日 1日 がんばったね!」
と笑顔で迎えてあげてほしいと。
でも、今年度は、
1年生だけじゃなくて、
どの学年の子にも言える。
どの年齢の子も
異例続きの状況下で
学校に慣れるのも
時間がかかる。
3ヶ月も家にいたら、
大人だって外に出るのが
きつい。
「学校」に行くことは
当たり前かもしれないが、
その当たり前に
対する労力が
想像以上であることを
知っておいてほしい。
また、
同じように、
大人である自分自身も、
「仕事」に行くことは、
想像以上にがんばっていることだと
認識して
自分をほめて
たまにはご褒美を。
みなさん、
いつも
お疲れ様です!!