ごんぎつね
小学校4年生の国語の教科書に
出てくる物語。
娘(小2)の家庭学習の一つに、
『1分間速音読ドリル』(監修 齋藤孝)
というのを買って、
毎日1分チャレンジを
している。
その一つ目と二つ目の題材が、
「ごんぎつね」新美南吉
の後半だった。
一つ目の音読チャレンジは、
言葉が難しいながらも、
クリア。
二つ目の音読チャレンジをする前に、
私が、お手本読み。
簡単に、ストーリーをおさらい。
娘が、
「ん?」
「もしかして、ごんは死んじゃったの?」
私、
火縄銃の説明をした後、
「死んだんだろうね。」
と言うと、
大泣き!
大声で。
大泣き!!
あらららら。
まさかの展開。
たった1分の物語を読んで、
こんなに泣けるなんて。
ごんの気持ち、わかったのか、
いや、ごんが
「死んだ」ということに
泣けたのか。。
前半の物語を読んでいないおもちちゃん(娘)のために、
ごんがどんないたずらをしてしまったのか、
どうして、栗やまつたけを兵十に届けたのか、
ざっと話す。
まだ、泣く。
『ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、
うなずきました。』
って、あるから、
この後、死なずに兵十が助けて、
ごんは元気になるのかもよ?
物語だから、先のことは、
自分で想像していいんだよ。
などと、授業とは全く違うことに
労力を使う、私。
やはり、当たり前かもしれないが、
年齢相応の物語が、
教科書に掲載されるんだな。
おもちちゃんが、4年生になって、
学校で「ごんぎつね」を読んで、
どんなことを感じるのか、
とても楽しみだ。
それにしても、
物語を聴いて泣けるなんて、
人間的で、
成長している証拠だな。
他人に話すときに
我が娘のこと、
2歳くらいまで、
「うちのかいじゅうは、、、」
と言っていたが、
「うちのかいじゅう」はすっかり、
「にんげん」になったなぁ。