anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

「ごんぎつね」を読んで、号泣した娘を見て。

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ごんぎつね

 

小学校4年生の国語の教科書に

出てくる物語。

 

娘(小2)の家庭学習の一つに、

『1分間速音読ドリル』(監修 齋藤孝

 

というのを買って、

毎日1分チャレンジを

している。

 

その一つ目と二つ目の題材が、

「ごんぎつね」新美南吉

後半だった。

 

一つ目の音読チャレンジは、

言葉が難しいながらも、

クリア。

 

二つ目の音読チャレンジをする前に、

私が、お手本読み。

 

簡単に、ストーリーをおさらい。

 

娘が、

「ん?」

 

「もしかして、ごんは死んじゃったの?」

 

私、

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火縄銃の説明をした後、

 

「死んだんだろうね。」

 

と言うと、

 

大泣き!

 

大声で。

 

大泣き!!

 

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あらららら。

 

まさかの展開。

たった1分の物語を読んで、

こんなに泣けるなんて。

 

ごんの気持ち、わかったのか、

いや、ごんが

「死んだ」ということに

泣けたのか。。

 

前半の物語を読んでいないおもちちゃん(娘)のために、

ごんがどんないたずらをしてしまったのか、

どうして、栗やまつたけを兵十に届けたのか、

ざっと話す。

 

まだ、泣く。

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『ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、

 うなずきました。』

 

って、あるから、

 

この後、死なずに兵十が助けて、

ごんは元気になるのかもよ?

 

物語だから、先のことは、

自分で想像していいんだよ。

 

などと、授業とは全く違うことに

労力を使う、私。

 

やはり、当たり前かもしれないが、

年齢相応の物語が、

教科書に掲載されるんだな。

 

おもちちゃんが、4年生になって、

学校で「ごんぎつね」を読んで、

どんなことを感じるのか、

とても楽しみだ。

 

それにしても、

物語を聴いて泣けるなんて、

人間的で、

成長している証拠だな。

 

 

他人に話すときに

我が娘のこと、

2歳くらいまで、

「うちのかいじゅうは、、、」

言っていたが、

 

「うちのかいじゅう」はすっかり、

 

「にんげん」になったなぁ。

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