シンデレラ🎶
(原作とは、いろいろな部分で違うのだろうから、今回は、実写版の映画を観ての感想。)
「シンデレラ」実写版を観て、
驚いたこと。
「シンデレラ」の呼び名は、主人公「エラ」のあだ名!
しかも、暖炉のススが顔についた「エラ」を見た
いじわるな義姉たちがつけた、嫌な意味のあだ名!
おもちちゃん(娘)は、この映画を観た後、
しばらく、
主人公のことを「エラ」、
と言っている。
この「エラ」は、亡き母から言われた、
「勇気と優しさをもって生きる」
ということを、
心に置いて、健気に生きていく。
「優しさ」の象徴として、
出てくるのは、
動物たちを愛でる姿。
自分の家に、後から住むようになった義姉に、
自分の部屋を譲るということを迷わずに決断するエラ。
魔法使い(フェアリーゴットマザー)は、
最初、老婆として、
エラが悲しみで泣いているときに現れたのに、
お願いされた通り、すぐに、
ミルクを提供する、優しいエラ。
エラの優しさあふれる姿がたくさん見られる中で、
私が1番、驚き、感心した場面がある。
それは、
愛する父が亡くなったという知らせを
聞いたとき。
お付きの人が家に来て、
その方から訃報を聞いたのだが、
彼女は、これ以上ない悲しい知らせを聞いた直後に、
「あなたも、辛かったわね、、、」
と、年齢もだいぶ上のおじさんに、
気遣いの言葉をかけるのだ。
本当の優しさは、強さにも通じると、
感じる場面だった。
自分がマイナスな感情を抱いているときは、
たいてい、自分のことしか考えられないもの。
自分が大変なときに、
他人を想いやれる気持ちがわくのかどうか、、、。
それは、勇気に似た強さがあるかどうか
なのか。
今も、みんなが、それぞれの立場で、
とても大変なとき。
自分の辛さより、
他人の辛さを想像して、
何か自分のできる行動を起こせるか。
(外出自粛も大事な行動と思う。)
私も、エラを見習いたい。
できたら、
エラのお母さんが、
どうやってエラを育てたのかという、
育児書を読んでみたい。