anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

「泣いた赤鬼」 〜大切な人。

泣いた赤鬼のイラスト

大切な人。

 

悲劇の授業参観から一年。

 (小学校教員1年目の失敗と大泣きと疲労の日々)

なんだかんだあっても、

めげずに一年間やりきった、私。

 

教育委員会(事務所)から、

次年度の初任者30人の前で、

 

「先輩」として、

話をしてほしいと、依頼を受けた。 政治家の女の子のイラスト(将来の夢)

 

初任者研修の中の貴重な30分を使って。

 

同期は、賢くて、素晴らしい先生が多かったのに、

 

「なぜ、私???」

 

なるほど、

 

失敗が多い人の話、確かに面白いのかもしれない。

 

泣いた日数は、同期の誰にも負けない自信はある。

 

そう思って引き受けることにした。

 (そもそも断る勇気もない。)

 

それにしても、

30分、人の話を聞くのって、

 

かなりきつい。

         椅子に座って寝る人のイラスト(男性)

 

しかも、素人の先生から、何を聞きたいだろうか、、、。

 

いろいろ考えて、考えて、考えて、悩んだ結果、

 

「読み聞かせ」を行うことにした。    読み聞かせをしている女性のイラスト

 

声には自信ある。

 

その本が、

「泣いた赤鬼」

 

絵本から学ぶことは多いし、

読んだときの年齢、環境によって、

感じ方が変わるから面白い。

 

私は、地域でも有名な、怖い指導教官に

一年間お世話になった。

 

怖いから敵!!

 

ではなく、本気で私を指導してくれた貴重な「味方」だった。

 

そんな、指導教官や、

自分が気づかないようなところで、

教員生活を支えてくれた方々に、

感謝をしながら、

これからも教員を続けていきたい!

 

と思っていることを、この絵本を通じて、

伝えたかった。

 

「感謝」を忘れると、

大事なことや、大切な人を

見失うから。

 

「先生」

 

という仕事は、一人ではできない、

だから、一人で悩まない、

チームとなって、子どもを育てていこう!ラグビー少年のイラスト

 

そんなことを、

30分で伝えたんだったかな。

 

 

思えば、

子育ても同じだな。

一人ではなくて、

チームで闘わないとね。

          忘年会のイラスト(飲み会・鍋)