anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

気づいたらちゃんと習慣化!②

リラックスできるヨガ

 

3蜜を避けなくてはいけない

ということで、

 

今まで通っていたヨガ教室を

辞めた。

 

代わりに、体を動かす機会を作らなきゃと

考えた。

 

いろいろ試して、

3ヶ月、ほぼ毎日

続いていること、

 

「寝る前ヨガ」

 

正味15分程度の

優しいヨガ。

 

youtubeで検索して

時間や内容が

ちょうどいいのを

見つけた。

 

バックミュージックも

癒し。

 

おもちちゃんは、

小学2年だけど、

寝付くまで、

私に近くにいてほしい。

 

だから、

彼女の横で、

「寝る前ヨガ」をやっている。

 

だいたい

開始5分から10分で

熟睡。

 

「読み聞かせ」でなく、

「ヨガ聞かせ」だ。

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数日前、

おもちちゃんの父が

寝付くまで横にいる担当に。

 

ん?

 

ヨガっぽい声が聞こえる。

 

おもちちゃん、

動画流していないのに、

 

毎日聞いてるヨガの先生の

しゃべり方を真似して、

 

父にヨガを教えているようだった。

 

その、しゃべり方の

似てることったらない。

 

思わず耳を澄まして

聞いてしまった。

 

ウケる。

 

動画を撮って、

YouTubeのヨガの先生に

見せてあげたい。

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すっかり

「ヨガ聞かせ」も

習慣化。

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運動会で再会!! 〜教員時代の思い出♪

私を救ってくれた人。

 

大学生のとき、

鼻中隔わん曲症の手術をした。

 

病室が足りなかったからか、

何かの理由で、

白内障の手術をする方たちとの相部屋。

私以外の3人は、

おばぁちゃん。

 

みんな、優しく声をかけてくれた。

 

隣のおばぁちゃんは、

小さくて、かわいくて、

自分の祖母に似ていた。

 

お互い、一週間程度の入院。

 

隣のおばぁちゃんより

私が先に、手術だった。

 

麻酔の先生から、

説明を受けた時に、

40代の男性が

同じ手術で、

昨日号泣していたと。

 

余計な情報では、、、

 

まぁ、覚悟はできた。

 

術後、

あまりの痛みに、

発熱。

やはり号泣。

 

隣のおばぁちゃん、

驚いて、

私のナースコールを

押しに来てくれた。

 

痛すぎて、辛すぎて、

そんな技、

思いつかなかった。

 

心から、おばぁちゃんに

感謝して、

眠りについたと思う。

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退院する前に、

何か、おばぁちゃんに

してあげたい、、、

 

メモ帳と

ミニ色鉛筆が目に入る。

 

「ありがとう」

のメッセージと

たまたま目の前にあった「みかん」の絵、

自分の名前も書いて、

おばぁちゃんに

渡した。

 

絵心が全くないが

精一杯の気持ちを込めた。

 

おばぁちゃんは

とても喜んでくれた。

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それから、

5年。

 

私は、田舎の町で

小学校の教員として、

働いていた。

 

秋晴れで

きれいな青空。

 

「そろそろ徒競走が始まるから、

 入場門にならびますよ〜」

 

クラスの子どもたちに声をかける。

 

背中に何かを感じて

振り向くと、

小さなおばぁちゃん。

 

すぐに、

手に持っていたメモが

目に入って、

 

理解した。

 

「忙しいのにごめんなさいね。」

 

申し訳なさそうに、

小さな声で、

恥ずかしそうに言う。

 

「あなたの名前を町の広報誌で見て、

 この小学校で教員をやっていると

 知ったの。

 ・・・

 会いに来ちゃったわ。」

 

分刻みで動いていく

運動会の日。

 

感動の再会は、

あっという間。

 

それでも、

入院中、死にかけていた私を

救ってくれたおばぁちゃんは、

 

また、私を

救ってくれた。

 

本当に忙しくて、

泣くことも笑うことも

忘れそうだった私、

 

心がじんわりして、

泣けた。

 

 

自分のことを

想ってくれる人が

いる。

 

ずっと、

覚えていてくれたこと、

もう一度、

会いたいと思ってくれたこと、

 

本当に幸せなことだと思う。

 

 

青い空、

爽やかな秋風、

おばぁちゃんの

かわいい笑顔を

思い出す。

 

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気づいたらちゃんと習慣化!

マスク

 

おもちちゃん(娘)、

去年の秋から

水泳を習っている。

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「今日、恥ずかしいことしちゃった。」

 

と、水泳の帰りにおもちちゃんが

話してくれた。

 

水着で順番を待っているときに、

ずれたマスクを戻す仕草を

してしまったと。

 

手持ちぶさたに

やってしまう動き。

 

マスクをしていないときにも

やってしまった、おもちちゃん。

 

まさにマスクをつけることが習慣になり、

それに伴う仕草も癖になっていたんだね。

 

1年前には

予想もしなかった習慣と癖。

 

一瞬、

子どもなのに

マスクでの生活って

かわいそう、

なんて思った。

 

でも、

考えてみたら、

こんなに軽くて、

割と安価で、

簡単に手に入るもので、

感染予防になるものが

あることに感謝だなと思った。

 

マスクがなければ、

今の生活はできていないだろうし。

 

 

 

もう少し早く、

あの方も、

マスクのありがたみに

気づいていたら、、、

 

もしかしたら

今の現状は変わっていたのではないかなぁ。。。

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初めてのおつかい?! 〜小学校低学年

職業病だろうか。

 

不思議と小学生が近くにいると気になる。

いや、寄ってくる?!

 

そして、

何かが起こる。

 

昨日、

苦手なバスと電車に乗って

お仕事へ。

 

帰り、

地下鉄で

下校途中の小学生男子が1人、

かけこみ乗車して、

私の隣に座った。

 

水筒をガブガブ飲んで、

 

こぼした。

 

ありゃ。

 

持っているティッシュ

全部あげた。

 

走り出した電車のおかげで

水だかお茶だかが

ツーーー

と流れていく。

 

ありゃりゃ。

 

先に拭かなくてはいけない場所を

指示。

 

ふいたティッシュのゴミの

入れる場所を

指示。

 

もう降りる駅になってしまったので、

 

ランドセル、水筒、セカンドバック等々、

バラバラになっていると

何か忘れるから

気をつけるように

一言。

 

電車を降りてから

気づく、

濡れた自分の足。

 

電車に乗ることって、

めったにないのに、

なんでだろうなぁ。

 

でも、

意外に不快感はそこまでなかった。

ただただ、

不思議。

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そして、

帰りがけにスーパーへ。

 

次は、

小学生女子に目がいく。

おもちちゃん(娘)と

同じくらいかなぁ。

 

1人で買い物のよう。

 

なんか

 

気になる。

 

2度見すると、

エコバックに

菓子パンを入れた。

 

え?

 

3度見した。

また入れた。

 

ありゃ。

 

これは、

黙っていたら

ダメだよね。

 

「お金を払っていないものを

 このバックに入れてはいけないよ。」

 

パン、アイス、お菓子、

思ったより商品が

出てくるから、

 

聞いてみた。

 

「お金は持ってるかな?」

 

うなずく。

 

急いで、

スーパーのカゴを取りに行く。

 

「このカゴに買いたいものを入れてね。

 それから、お金を払って、

 そのエコバックに入れるんだよ。」

 

うなずく。

 

「おつかいかな?

 がんばってね。」

 

うなずく。

 

本当にわかってくれたかな。

 

なんとなく不安だったけど、

最後までつきあってあげる時間もなく、

その場を去った。

 

スーパーを出て、

ガラス窓から、

さっきの子が

レジでお金を払っているところが見えた。

 

よかったぁ。。。

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小学生になると、

なんとなく

何でもわかっているように思えてしまう。

 

でも、

本当は、わからないことって

たくさんあるんだよね。

 

家族でなくてもいいんだよね、

周りにいる大人が、

そっと

教えてあげればね。

 

うちの

おもちちゃんも

きっと

いろいろと

お世話になっているんだろうな。

 

名前も知らない方々に。

 

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サプライズプレゼント〜娘からの表彰状(感謝状)

母の日でも誕生日でもないのに、表彰された話

 

おもちちゃん(娘、小2)には、

よく驚かされる。

 

宿題のプリントの名前の欄、

名前を書かずに、

同上の意味で使う「、、」を

書いていたり、

 

トイレットペーパーの芯で

ハーモニカを作ったり、、、

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なかなか

やってくれる。

 

今回は、

おもちちゃん手作りの表彰状を

プレゼントされた。

 

突然に。

 

 がんばりしょう

  あんこのにっきさま

  

  あなたは、

  そうじやせんたくを

  1人でやっています。

  そして、

  そうじやせんたくを

  1人でやっているので、

  しょうします。

   

    2020年9月14日

             おもち

 

「わぁ、うれしい!!!」

 

と高い声で喜びたいところだったが、

つっこみどころが

満載。

 

①私のフルネームが、なぜか旧姓。

 

 賞状だから、本当の名前にしたと。

 いやいや、旧姓にすると

 おもちちゃんの父と離婚したことになると説明。

 のち、二重線で訂正するおもちちゃん。

 

②賞状の飾りが輪ゴム。

 

 カラフルな輪ゴムを何本かあげたら、

 その残りを使って、

 そのゴムをハサミで切って

 飾りにしていた。

 ゴムの意味あったかな?

 一応、聞いたら、

 こんな色は、他にはなくて

 キレイだったと。

 

③そうじやせんたくを1人でしていることに

 賞されたこと。

 

 いやいや、1人にしないで、

 一緒にやってください。

 あ、

 本当は自分もやらなくてはいけないことに

 気づいていたから、

 賞してくれたのかな。

 

いろいろ思うことはあるけど、

おもちちゃん、

表彰してくれて

ありがとう!!!

 

いつも、母あんこのことを

ちゃんと見ていてくれるんだよね。

 

自己肯定感低めの母は、

おもちちゃんによって

少しずつ少しずつ

あげてもらっているように

感じます。

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感謝です♪

 

 

 

 

ピアノを使った娘のクイズに苦戦する母。

ピアノ

 

小学校2年生の娘、

おもちちゃんは、

5歳〜6歳(小学校上がるまで)

音楽教室のグループレッスンに通っていた。

 

母の強い希望で。

 

音楽大好きだけど、

楽器が何一つできず、

楽譜が読めない自分に

後悔があった。

 

おもちちゃんは、

明るいし、

きっと楽しんでくれるはず、

私のような後悔がないようにと、

勝手な想いも追加して、

 

2年間、半強制的に、

通わせていた。

 

さすがに、

小学生になるにあたり、

本人の意思を

尊重しなければと

思い、

 

音楽教室は辞めた。

 

不思議と、

辞めてから、

 

練習しなくてよくなってから、

 

おもちちちゃんは

楽しそうに

ピアノに向かうようになった。

 

そういうもんなのかな、、、。

 

好きなように

好きな曲を

弾いては歌い、

 

作曲もする。

(朝ドラ「エール」の影響。)

作曲らしいことをする。

 

楽家になりきっては

楽しんでいる。

 

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夕方、

バタバタご飯を作っていると、

 

おもちちゃんの

よくある

むちゃぶり

クイズ大会が

始まった。

 

今回は、

初の

「ピアノでクイズ!!」

 

物語になっている絵本を

楽譜代わりに

譜面台に置いて、

 

ページをめくりながら、

ストーリーに合う音を

奏でる。

 

100パーセント

おもちちゃんの主観。

 

100パーセント

適当。

 

それを、

それらしく、

クイズを出してくる

おもちちゃんの

期待にそえるよう、

 

私も、

それらしく

答えを考えるふりをする。

夕飯作りをしながら。

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「なんか、悪者出て来たのかなぁ。」

とか、

 

「めちゃくちゃ、いいことあったみたい?」

とか、、、。

 

音が低いのと高いのくらいしか

わからない

私とおもちちゃん。

 

凡人には、

このクイズは

あまりにも

レベルが高い。

 

だいたい、

料理がそんなに得意でない私、

料理に集中してないと

魚とか焦がしちゃうんだけど、、、。

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せっかく

おもちちゃんが

考えたクイズ、

台無しにしたくはないし、

 

でも、

わかるわけないし、

 

もう、

なんか

必死。

 

キッチンから見える、

絵本の挿絵を

チラ見。

 

7人の小人が見えた私は、

こんな質問をする。

 

「ヒントちょうだい!

 ディズニーかな、ジブリかな、昔話かな?」

 

すると、

「プリンセス出てくるよ。」

 

と、得意げなおもちちゃん。

 

美女と野獣?」

 

わざと間違えてみる私。

 

さらに得意げ、おもちちゃん。

 

そんなこんなのやりとりをして、

 

 

「白雪姫!!」

 

 

決着。

 

1回戦で終わってもらわないと。

 

 

「面白いクイズだったね!

 お腹すいたよね!!

 ご飯、食べよう!!!」

 

 

 

 

 

 

 

人間ドック、年1で10年を超えるが、毎回緊張する。

毎年、お出かけが増える夏は、

太る。

美味しいものをいっぱい食べるから。

 

今年は、

夏休みに入る前にやろう!

と決めて、

5月に人間ドックの予約したのに、

延期。

 

結局、いつも通り、

9月。

 

毎年じわじわ太っているのが

数値であらわに。

 

自分の体重やら、体脂肪率やら、腹囲を

目の当たりにする瞬間も緊張するが、

 

やっぱり、

血液を取られるのが

1番の緊張。

 

うちの師匠に相談した。

 

おもちちちゃん、

娘、小学校2年生、女子。

 

「母、注射が嫌いだから、

 血をとるのは、

 怖いよね〜」

 

と、まずは共感。

 

「私も、血を取られるの怖かったなぁ。」

 

と、2月に行ったアレルギー検査を、

昔のことを思い出すように、

言う。

 

「でもさ、

 怖いのは、何をしているか

 わからないからなんじゃないかな。」

 

畳み掛けスタート。

 

「血を取るって、どんな風にしてやるのか、

 逆に、きちんと見てみるのも大事だよ。」

 

ほぅ。

 

「私は、血は赤いって思ってたけど、

 赤くなくて、なんか黒っていうか

 茶色っていうか、、、

 すごい色だったよ。」

 

よく見てましたもんね。

 

「だから、発見すると楽しいでしょ?」

 

う、うん。

 

「明日は、ちゃんと見てきな。」

 

という、

血液検査に緊張する私を

励ます師匠、おもちちゃん。

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意を決して、

血液検査。

 

もう40歳を超えて、

いい年になって、

なんども血を取られてるのに、

緊張は止まらない。

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師匠、ごめんなさい。

 

やっぱり、

見れなかた。。。

 

でも、

決死の覚悟に気づいた看護師さんは、

最初から最後まで、

半端なく優しい言葉をかけ続けてくれた。

 

看護師さん、天使。

 

そんなこんなで、

今年の人間ドックは

終わった。

 

来年は胃カメラ2回目のチャレンジ。

 

緊張だぁ。

 

一応、

師匠に相談しよっと。

 

 

 

小学2年生女子の絵本作り。 

絵本作り第4段が面白い。

 

今年に入って、

おもちちゃん(娘)は、

ミニミニ絵本を4冊作った。

 

1冊目は、学校の図工の授業で

余った時間で取り組んだそうだ。

 

2冊目、3冊目は、

その続き。

 

手のひらに乗るミニサイズの絵本。

 

久しぶりに、

昨日、

 

「絵本を作ったから、

 読んで〜」

 

と、おもちちゃん。

 

自信作か?!

 

 

見せてくれたのは、これ。

題名

「おもちのひみつの日記」

 

表紙の絵

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・・・こんな感じ。

 

本文

こどものおもちには、

おとなにも

だれにも

はなせなかったこと・・・

 

おもちは、

ヒミツのにっきをかくことを

きめたのさ!

 

いやなこと、

うれしいことを

かきまくって

どこかにかくして、

いつもいつも

みて

かく

みて

かく

をくりかえした。

 

こころのなかが

スッキリして

いやだったことが

ノートに

うつしだされた。

 

でも

こうこうせいになったら

もう

50さつを

こえていた!

 

おわり

 

裏表紙の絵

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・・・こんな感じ。

 

す、す、すごいね。

 

と私。

 

高校生になるまでの間に、

どんなことがあるか、

想像もつかないだろうに、

 

嫌なことを書き続けたら

50冊にもなったという

オチ?!

 

小学生の段階で、

辛いことが

多いのか。

 

母に言えないことが

やたら出てきているのか。

 

この絵本は、

面白くもあり、

母にとっても

少しおそろしい。

 

それにしても、

自分の自由時間に、

こうして、

文章を書くことは

とてもいいことだよね。

 

書いて気持ちを表現できることを

知っているということが

おもちちゃんの

強みになるよね。

 

 

昔の職業柄か、

文字の汚さや、

誤字が

気になるが、

 

今回も、

グッと我慢した。

 

この先も、

おもちちゃんの絵本を読んでみたいからね。

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防災・防犯 〜日常からの意識

小学2年生の娘。

 

いつかは、

いや、

もう少しずつ、

母の手を離れていく。

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赤ちゃんのときは

当たり前だが

娘の全てを守ってきた。

 

もう、

おもちちゃん(娘)を

直接守ってあげられることが

できなくなるんだな。

 

1人でできることが増えて、

行動範囲も広くなって、

1人で過ごせる時間も

きっと長くなっていく。

 

だから、

今こそ、

自分の身は自分で守る術を

教えていかなきゃいけない。

 

何から一体教えたらいいか

難しいところだが、

 

チャンスと思った時に

あんこ家は、

教えていくことにしている。

 

学校から帰ってきたとき、

家に母がいなかったら。

 

①ランドセルにある鍵で家に入る。

②鍵がなかったら、携帯で母に連絡。

③携帯の充電が切れていたら、

 おとなりの◯◯さんにピンポンする。

④おとなりさんがいなかったら、

 お友達のAちゃんちかBちゃんちへ行く。

 

*自分で鍵を開けて家に入るときは、

 周りに人がうろついてないか、

 必ず後ろを見る。

 家に入ったらすぐに、

 中から鍵をかける。

 

という感じ。

 

いつだか、

デパートにある

綺麗なトイレに

入ったときに、

 

「ここは怖いなぁ。」

 

とおもちちゃんが言った。

 

明るくておしゃれなトイレで。

 

理由は、

 

「ドアの上にも下にも隙間が全然ないから。」

 

と。

 

個室で、

鍵があかなくなったら、

何かあったら、

 

このトイレなら、

ここに足をかけて、

ここから逃げるか、

助けを呼ぼう、

とか、考えているらしい。

 

びっくりした。

 

おもちちゃん、

一体いつから?

 

映画か、ドラマか、漫画か

何かを見て

そうやって、

考えるようになったのだろう。

 

ずっと気を張って、

ここで何かあったらと

考え続けることは

不可能だし、

疲れる。

 

だけど、

たまに、

これで大丈夫かな?

ここで大丈夫かな?

 

って、防災・防犯の視点で

考えることは大切だ。

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ちょうど昨日は、

食器棚の上に置かれた

ウィスキーのビン(中身あり)を、

 

移動してもらった。

 

キッチンに立つことが多い自分の

身にふりかかる危険を回避するために。

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そうそう、

「ローリングストック」

 

無駄がなくて、お気に入りの

やり方。

 

美味しいものを買えるし。

 

災害がなかった喜びを

感じられるから。

 

カロリーメイト

お菓子、

缶詰、

レトルト食品

等々。

 

缶詰、

誰かにおつまみで食べられて

少なくなってたから、

買わないとな。

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9月1日防災の日 〜避難訓練を意味のあるものに。

避難訓練をしてよかったこと。

 

小学校教員時代、

心から避難訓練をしていてよかったと思ったことがある。

 

 

1年生は、初めてのことばかりなので、

避難訓練も、

ちょっと不安が強い子は、

サイレンの音を聞いて、

たまに泣いてしまう子がいる。

 

防災ずきんのかぶり方も

1から教えないといけない。

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いつだか、

訓練中に

笑ってしまいそうになったことがある。

 

防災ずきんと言えば、

頭にかぶるものだが、

Aくんは、

頭がむきだしになっていた。

 

縦と横を完全にまちがっていたのだ。

 

でも、本人としては、

ゴムが首にきているし、

かぶっている感覚だったのだろう。

 

校庭に並ばせてから気づいた。

 

本番でなくて

よかった。

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不安があると

声を出して

泣いてしまう

Bくん。

 

最初の訓練も

泣いた。

 

一番前で

手をひいて

逃げた。

 

教室に戻ってから、

しっかりと

伝えなくてはと、

 

言ったことがある。

 

「お・か・し・も」

 

の「し」はしゃべらないだね。

 

放送や、先生の声が聞こえなくなるといけないから。

 

Bくんが、もし怖いからって声を出して泣いたら、

 

やっぱり、

クラスのみんなは先生の声が

聞き取れなくなってしまうね。

 

だから、泣くのは仕方ないけど、

 

歯を食いしばって、

 

声を出すのは我慢しようね。

 

厳しいようだけど、

そうお願いした。

 

Bくんは、

まっすぐ私を見て、

誓いのうなずき。

 

そして、

3・11の大地震

 

教室が大きく揺れた。

 

本当に、怖かった。

 

でも、

Bくんは、

私と約束したとおり、

歯を食いしばって

私を見た。

 

泣くのを

我慢してくれたのだ。

 

 

今、思い出しても

彼の健気な姿が思い浮かんで、

 

泣ける。

 

揺れがおさまって、

校庭に避難するとき、

 

Bくんは、

もうお兄さんのような顔をしていた。

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今日、

防災の日

本当に災害が起きた時に

正しい行動ができるかどうか。

 

想像力を働かせて、

できることを

できるときに

やっておこう。

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