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元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

おもちちゃん、保健室に行く。

保健室

 

保健室、癒しの場。

 

小学校教員時代、

子どもたちだけでなく、

私自身もお世話になってしまった。

 

まだ、若いときで、

生理痛がひどくて、

痛み止めも自分で常備していないとき。

 

教室から、這うようにして保健室へ向かった。

優しい、男子数名が支えてくれて。

 

1時間ほど休ませてもらって、

市販の痛み止めを飲んで

その日を乗り切った。

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すっかりベテランの域に入ってしまったとき、

身に覚えのない、

歯の痛み?

歯肉の痛み?

 

怖くなって、保健室へ。

親知らずが生え始めていると

教えてもらい、

後日病院へ。

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他にも、

蕁麻疹が出たり、

指をはさんだり、

ヒルにやられたり、、、

 

何人もの保健室の先生に、

助けてもらった。

 

心から感謝している。

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娘も小学生になり、

保健室でお世話になる日が。

 

今日も、保健室に行ったと。

 

頭痛で。

 

きっと、この暑さで、

通学や体育の授業で、

体がこたえたのだろう。

 

保健室の先生から、

1時間、ソファーで休むように

うながされ、

暇つぶしに

本を読んでもよいと言われたそう。

 

おもちちちゃん(娘)は、

本が大好き。

 

でも、他に休んでいる子たちに

絵本はほとんど読まれていて、

 

残るは、

 

「なぞなぞ」の本

 

だったと。

 

嫌なら読まなければいいのに、

 

おもちちゃん、

 

「頭、使いたくない時間に、

 なぞなぞかぁ、、、」

 

と、手に取った。

 

「運が悪いよねぇ。」

 

って。

 

絵本が読めず、「なぞなぞ」の本しか

選びようがなかった

保健室での話。

 

いや、そこはどうでもよくて、

 

母は、

おもちちゃんが頭痛で保健室に行って、

今の体調がどうかってところが

気になるんだけど。。。

 

元気そうにおしゃべりしてるから、

きっと大丈夫なんだよね。

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2学期スタートが

この暑さで、

辛かっただろうに、

一週間、

よくがんばって

登校してくれました!

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おもちちゃんの夏休み③ 〜遊びの天才

おもちちゃんの動きはいつも読めない。

 

赤ちゃんのときから、

あんまり寝ない。

(周りにいる赤ちゃんや育児書と比べて)

 

よく笑うけど、

よく泣く。

 

きっと赤ちゃんのときから、

彼女には意思が強く強く

あったのかもしれないな。

 

どうしたらよいかわからなくて、

おしゃべりできるまでの育児は、

苦。

 

今は、

意思の疎通ができ、

それを超えて、、、

 

「わかってるから!」

 

とか、

 

「はいはい。」

 

とか、

おもちちゃんに言われて、

 

凹む。

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ま、でも、、、

 

よく泣いてくれたからこそ、

たくさん向き合って

よく遊んであげられたんだな。

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おかげさまで、

おもちちゃんは、

いつも、

いきいきと

遊ぶ子どもになった!

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この夏

全てが透き通って見える

川に出かけた。

 

飲みたいくらい冷たい水。

 

おもちちゃんは、

 

きゃっきゃっ

言いながら、

その冷たい川を

 

上流に向かって泳いでた。

 

なぜ、上流?

 

とにかく、楽しそうだった。

 

魚を見つけると必死においかけて

必死に逃げられて

凹んで、

また泳ぐ。

 

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この夏

大好きなお友達のおうちに泊まりに行ったとき、

 

テーマ「船」と決めて、

 

友達2人とおもちちゃんは真剣に

想い想いの船をレゴで作った。

 

母驚きの大作。

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この夏

暑すぎて、

大好きな公園に

なかなか

行けなかった。

 

そしたら家で、

秘密基地

作ってた。

 

全く秘密にならないけど、

大人立ち入り禁止の札があった。

 

とても楽しそうだった。

 

従姉妹のまーちゃんが泊まりにくるから

片付けるように言ったら、

 

むしろ、

そのまーちゃんとにこの秘密基地を見せて、

一緒に遊ぶのだと。

 

確かに、2人とも、

とっても狭そうな基地で

楽しそうに遊んでた。

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どんな状況でも、

どんなところでも、

誰とでも、

 

「楽しく遊ぶ!!」

 

ことができるなら、

 

幸せだな。

 

いつも予想できない

おもちちゃんの言動。

 

いつも楽しませてもらっている。

 

おかげさまで、

このブログも、

これで100記事目!

 

感謝!!!

 

書くって

楽しい!

 

を教えてもらえた。

 

伝えるって

楽しい!

 

ってわかった。

 

読んでくださる皆様にも、

心から感謝しております。

 

これからも、

皆様お元気で、

またぜひ

お時間ありましたら

読んでください♪

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おもちちゃんの夏休み② 〜桃狩り

桃大好き!!

 

2年前の夏、

おもちちゃんは人生初の桃狩りを経験した。

ばぁばとバスツアーに参加。

未就学児にも関わらず、

大人と同じ料金を支払わされた。

しかし、おもちちゃんは、

私の損した気分を吹っ飛ばしてくれるほど

バスツアーを楽しみ、

桃は自分でむしゃむしゃ大量に食べた。

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そんなわけで、

今年の桃狩りも楽しみにしていた。

 

今回は、自分たちの車で桃狩りへ。

 

思ったより広い敷地内を自由に桃狩りできるところ。

 

入り口には、すでに冷やした桃と、プラムもあった。

 

それなりに厳選して桃を選び、食べてみたが、

どれもとてもかたい桃。

 

でも、従姉妹親子と珍しくじぃじとばぁばとのお出かけを

楽しんだ。

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次の日の朝、

おもちちゃんが自慢げに言った。

 

「桃狩り、絵日記にかいたんだ!」

 

へぇ〜

 

私がうるさく言わなくても、宿題やることあるんだぁ、

と感心しながら読んだ。

 

ん?

 

桃がとてもおいしかった、

 

って。

 

あんなに、かたいかたいと言っていたのに、、、

一言もその面白いネタが書いてないなんて、

おもちちゃんらしくない。

 

 

そう、

 

なんと

 

未来日記

 

おもちちゃん、

年上従姉妹のまーちゃんが家にいるうちに

宿題が少しでも早く終わらせたかったようで

前日に書いたと告白。

 

もぅ〜

 

そういうとこ、、、。

 

とりあえず、

 

桃がかたかったことを追記してもらった。

 

 

妄想日記にならないだけ、

よかったよね。

 

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おもちちゃん(娘)の夏休み① 〜すいか割り

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実家でスイカ割り

 

娘、今日から2学期スタート。

 

去年より短いけど、

母としては、ちょうどよい。

 

ただ、先生方のことを考えると、

辛い。

 

年休(有給)なんて、ほとんど使えずに終わる教員にとって、

夏休みの研修以外の日にやっとこさ数日取れるかどうかなのに、

今年は、消毒作業やら、行事の見直しやら、さらに忙しかっただろうなぁ。

本当に、お疲れ様です。

 

さて、

おもちちゃんといえば、

この恐ろしい暑さの夏休みも、

いたって元気でおりました。

 

精神的に弱い母は、

少しでも体が熱いと、やばい熱中症かと疑い、

少し咳しただけで、やばいコロナかと疑い、

日々、健康に安全に過ごすことが

こんなにも大変だったかしらと

気疲れしたのでした。

 

さてさて、

おもちちゃん、

ばぁばんちでスイカ割りしました。

従姉妹のまーちゃんと2人、

本気でした。

 

2人ともが、

「最初に割るのは、私だ!」

と、顔に書いてあり、

 

交代するたびに、真剣さが増していて、

 

見てるこっちがヒヤヒヤするほど。

 

運良く?

決定的な一打をくださないまま、

少しずつヒビが入って、

 

中身が見えて終了。

 

仲良く

イカをむしゃむしゃ食べて、

 

種飛ばし競争スタート。

 

おもちちゃんたら、

種飛ばしてるんだか、

ツバ飛ばしてるんだか、

 

山の中に家があるからよかったけど、

この時期、嫌がられるやつだからね。

 

そんなこんなで、

イカ割りより、

種飛ばしが、

楽しそうでした。

 

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そうそう、

イカを何で割るか問題。

 

今回は、じぃじが家で練習しているゴルフのパターを

お借りしました。

 

事後報告。

 

じぃじ、すまないね。

 

おもちちゃんは、

実家の古い下駄が気に入って、

その下駄で、ばぁばの手ぬぐいで目隠しをして、

短パン、Tシャツ、

昭和感満載でした。

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小学2年生女の子のささやかな願い☆

娘の願望。

 

甘えたい。

 

これが一番だとわかった。

 

突然、

お風呂上がりに、

 

「1つお願いが聞いてもらえるならさ、、、」

 

ん?

 

「1ヶ月に1回、

 母に1日中甘えていい日があればいいのにって

 思うんだ。」

 

え?

 

いつも、

一人っ子ちゃんらしく、

わがままで、

自由奔放で、

おもちちゃん(娘)は

甘えん坊ですよね?

 

私「その日は、どんな日になるのかな?」

 

おもち「1日中、母がニコニコしてる日なの。

    朝から夜まで、ずーーーっと。」

 

ほぅ。

 

すっかり、

私としては、

かなり、

甘えさせていると思っていたのに。

 

そういうことか。

 

ぶつぶつ言わずに、

眉間にしわをよせずに、

1日笑顔で過ごすことなんて、

 

確かに、なかったな。

 

特に、

おもちちゃんが小学生になってからは。

 

年齢を重ねて、

成長し、

できることが増えて、

 

本当はほめられるところが

いっぱいあるはずなのに、

 

できないところが目にいくように

なっちゃたんだ。

 

 

おもちやんの願いを聞いて、

ハッとした。

 

月に一度、

ニコニコ笑顔の1日、

決めようかなぁ。

 

 

親子で楽しむ深イイ絵本☆ ⑤

生きること。

 

 

劇団四季の「キャッツ」を

まだ結婚もしていない

若いときに観に行ったことがある。

 

すごい楽しみにしていたのに、

教員生活があまりにきつく、

疲れきっていたのか、

 

素晴らしい音楽の中で、

心地よく眠ってしまった。

 

後半、なんとか集中してみて

感じたことは、

「100万回生きたねこ」

に通じるなということ。

 

どうしてそう思ったのかとか、

「キャッツ」のストーリーとか、

音楽とか、

忘れちゃったけど。

 

佐野洋子作 「100万回生きたねこ」

 

久しぶりに読んで、

やっぱり深い話だと思った。

 

100万回生きていた猫は、ほぼ愛されていた猫。

 

最後の1回は、

 

心の底から「愛する存在」に出会って、

 

死んでいく。

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「愛されること」も

もちろん素晴らしいこと。

 

でも、

心から誰かを「愛する」、

何かを「愛する」ことができること、

 

愛すべき存在を大切にするということ、

 

これが「幸せ」ということ、

「生きる」ということ。

 

なんだろうか。

 

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親子でというより、

 

大人になった自分が、

 

もう一度、

 

じっくり、

ゆっくり、

この本と向かい合って、

よかった本。

あさイチに「ヨシタケシンスケ 」さんが出演!! 〜もっとファンになっちゃった☆

やった!!

ヨシタケシンスケ 」がテレビに出るなんて!!

 

これまで、ブログで、

何冊かヨシタケシンスケ の絵本を登場させていた。

 

anko-no-nikki.com

 

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ここまでブログに登場させているということは、

自分が思っている以上に 、

ヨシタケシンスケ 」に

結構ハマっていたことがわかる。

 

朝ドラ「エール」再放送も

やっぱり楽しくて、

今週はちゃんと見ていて、

その延長で、

あさイチのスタートも見ていた。

 

そのおかげで、

ヨシタケシンスケ 」出演に気づけた!

 

即、録画。

 

今日、視聴。

家族で。

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ヨシタケシンスケ さんの眼差しは

優しく、

 

話す内容も、

期待に応えてというべきか、

深くておもしろいことばかりだった。

 

さすが!!

と思ったことは、

 

二人のお子さんも絵がうまいという話になったとき、

 

「そうなんです。」

 

と即答し、

 

「さすがですね。」

と言われて、

 

「そうなんです。」

とお答えになる。

その理由を、

 

「自分がやってきたことだから、

 ほめどころがよくわかっていたんです

 だから、絵がうまくなった、、、」

 

と。

もう感動!!

 

自分の遺伝で絵が上手いのではなく、

褒め方がわかっていたという、

素晴らしい理由。

 

私は、娘に、

私は、今まで出会った教え子たちに、

どんな褒め方をしてきただろう。

 

自分の褒めどころがわかる分野って

どんなことだろう。

 

あまり、褒められて育ってはいなくて、

むしろ、褒めてくる人は怪しい、

なんて思っていたひねくれものの私。

 

これだけは、褒めどころがわかる!

 

っていうことがあったら、

すごい自信になりそうだ。

 

あ、そういえば、

留守番が多かったから、

携帯がない時代だったから、

家の電話に出ることが多くて、

 

その電話の対応をよく褒められたかな。

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そうそう、

びっくりしたことは、

絵本の絵の色は、

ヨシタケシンスケ さんではなく、

デザイナーさんが色をつけていたという事実!!

 

苦手なことを隠したり、

無理してなんとかしようとしたりせず、

得意な方にお願いする、

その勇気も、

謙虚な姿勢も、

 

感動!!

 

人間、そうやって、

支え合って、

いいものを作っていけばいいのだ。

 

ニトリの社長さんも、

一人では無理だったって

言ってたし。

 

絵本のファンというより、

ヨシタケシンスケ 」さんの

ファンになりそうだ。

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アトピー性皮膚炎の私、うっかり薬をきらしてしまった。

もう歯磨きと一緒だ。

 

最近、病院はどこも混んでいる。

 

今月、

ねんざをして整形外科に行っても、

 

銀歯が取れて歯医者に行っても、

 

婦人科で薬をもらいに行っても、

 

どこも混み合っていた。

 

だから、

ついつい、面倒になってしまうのが、

皮膚科。

 

すでに、飲み薬は飲みきっていたけど、

 

少し強い塗り薬がなくなっていることに気づいていたけど、

 

保湿剤は少しあったから、

 

皮膚科へ行くのを先延ばしにした。

 

結果、

症状はどんどん悪化。

 

かゆくて夜中に目が覚めた。

 

かきすぎて指がぱっくり傷ができた。

 

昼間、かゆくて集中できない。

 

あぁ〜

 

なんだか、

この状況に慣れている自分がいる。

 

やばい!

 

と思えなくなっていた。

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やっと、

病院に行って、

薬をもらって

3日。

 

とても、快適な生活。

 

そうだった、

これが日常。

 

大いに反省。

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歯磨きと同じで、

 

自分の肌のケアは毎日しなくては!!

 

歯磨きと同じで、

 

昨日たっぷりやったから、

今日はもういいか、ってことはない!!

 

長年お付き合いしているアトピー性皮膚炎、

 

甘く見てはいけないな。

 

薬はなくなる前に、

ちゃんと病院に行こう!!

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病院で働いてくださる先生はじめスタッフのみなさん、

いつもありがとうございます。

ケンカしたまま娘を学校へ行かせてしまった日②

おもちちゃん(娘)、人の優しさに触れる。

 

 

ケンカしたまま登校させたおもちちゃんが

無事に帰ってきた。

 

「今日はごめんね。」

 

先にあやまった私。

 

「嫌な思いさせちゃったよね。」

と。

 

おもちちゃんは、

「私こそ、ごめんなさい。」

 

って、

素直に謝った。

そして、

 

「遠くから聞こえたんだけど、

 がんばってー!って、

 叫んだ?」

と。

 

う、うん。

 

「近くの人に見られて、

恥ずかしかったんだけど〜」

 

す、す、すまん。

 

 

「あのさ、

 学校に行く途中、

 冷たい!と思ったら、

 自分の涙だったんだ〜」

 

と、笑いながら言い、

 

いつも正門前の横断歩道で立っていてくれる

学校の警備員さんが、

おもちちゃんに向かって、

大きく手を振って、

待っていてくれたそうで。

 

おもちちゃんは、それを見て、

今日も学校がんばろうと思って

涙をふいたんだって。

 

「いい学校に入ったなぁって

 思うよ〜」

 

と、

おやじのように言うのでした。

 

警備員さん、

いつもありがとうございます。

 

そして、

この日、

大きく手を振って

おもちちゃんを出迎えてくれて

ありがとうございました!!

 

私も、

この優しさ返し、

していきたいと思います。

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ケンカしたまま娘を学校へ行かせてしまった日。

おもちちゃん(娘)、涙の登校日。

 

ご飯のルール。

ご飯は食べられる分だけ自分でよそる。

残さないために。

 

朝、少し遅くなり、

大好きな父と学校へ行けない時間になってしまい、

余計にグズグズになった。

 

お茶碗のご飯も減らない。

 

イラっとした私は、

小言をブツブツ。

 

おもちちゃん(小2)、

 

一人で学校へ行かなくてはいけないこと、

準備が遅くなってしまったことで、

ご飯を食べる気分がさらになくなる。

 

母の意地を

こんなときに出してしまった。

 

「ご飯を食べられないで

 腹ペコで学校に行かなくてはいけない子もいるのに、

 食べられる子がなぜ食べないでメソメソするのよ。

 最後まで食べてから行きなさい!」

 

 

しょうもない。

 

そういうことって、

もう少し冷静になれるときに話してやればいいのに。

 

今日ダメなら、次から気をつけてね!って、

素早く支度を手伝ってあげればよかったのに。

 

 

おもちちゃん、

泣きながらご飯を食べ終えて、

 

小さい声で

 

「いってきます。」

 

と言って、

出て言った。

 

彼女の涙をふくタオルを

引き出しから取ってきたら、

 

もう姿はなかった。

 

走って学校へ行ったんだ。

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悲しい朝になった。

なんとも言えない朝だった。

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思い出すのは、元職場の同僚であり、

お母さんとして先輩の方からの話。

 

息子さんを交通事故でなくした。

 

「その日も、

 息子を見送る時、

 いつものように

 恥じらいもなくハグをしたの。」

 

少年というより青年の年齢。

 

悔しさは消えないけど、

ちゃんといつものように

ハグをしてよかったって。

 

だから、

「行ってらっしゃい!」をいうときは、

笑顔で、

送ってあげるのよって、

言われてた。

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あぁ、

 

こういう日こそ、、、

 

 

走り去るおもちちゃんに、

届くかわからないけど、

 

大声で

「がんばって!」

叫んだ。

 

そうだ、

いつだって後悔ないようにしなくちゃ。

 

 

こんなひどい朝は、

もう繰り返さない。

 

理由も、しょうもないし。

 

次の日は、

おもちちゃんの好きな

たまごサンドイッチを

朝ごはんに用意した。

 

あんこ家での平日の朝食に

パンは珍しい。

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でも、

別に誰もこだわりがあったわけじゃなく、

 

単純に私が働いていたときは、

朝6:30に食べたら、

13時近くまで、何も食べられないから、

お腹にたまるおにぎりを食べるようにしていたのが

名残で、なんとなくご飯朝食にしていた。

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サンドイッチを嬉しそうに、

パクパク食べて、

いそいそ準備して、

 

今日は笑顔で

「いってらっしゃい!」

 

明日もきっと

笑顔で!!