anko-no-nikki

元小学校教員が、小学生の娘を育てたら、、、。たまに、15年勤めた教員生活思い出す。

親子で楽しむ深イイ絵本☆ ②

何度も読みたいと思える本

 

大人になると

すっかり忘れる

子どもの目線。

 

ユーモアとしかけがたくさん入った本、

五味太郎『とうさんまいご』は、

 

「迷子」を、

まさに子どもから見た絵本。

 

ラストページもびっくりなしかけあり。

何回読んでも、

そこか!

と発見したときの喜びを味わえる。

 

2、3歳くらいから、楽しめます。

(娘は8歳ですが、今もこの本好きです。)

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子ども目線というより、

まさに子どもの気持ちに

寄り添ってくれた本、

ヨシタケシンスケ『りゆうがあります』

 

大人からみると、

直して欲しい子どもの癖。

 

でも、

その癖があるから

日常を安心して

過ごせるのよね。

 

ラストは、

お母さんの癖も登場。

 

結局、大人子どもにかかわらず、

癖はあるんだよね。

 

しっかりとした「りゆう」を

考えてみようと試みる姿が、

健気で、

面白い。

 

おもちちゃん(娘)も

一緒になって

その「りゆう」を

考えてあげていました。

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ただ、「読む」で終わらない

考えさせられる

絵本、

 

ただ、「読む」だけで心が

あたたまる絵本、

 

どちらも、

たくさん読んでいきたい、

たくさん読ませてあげたいな。

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七夕の願いごと☆

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七夕の笹

 

今日は、七夕ということで、

 

おもちちゃん(娘)は、

学校から帰って来ると、

折り紙で

天の川や織姫、彦星を作り

星をたくさん作り、

家の真ん中に飾り付け。

 

私は、不器用なため、

いっさいお手伝いはできず、

その様子を見ては

感動している。

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思い出すのは、

やはり教員時代。

 

子どもたちの短冊や七夕飾りを

つけるために必要なもの、

を、山へ取りに行ったことがある。

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完全防備ができていればいいのだが、

突然、

隣のベテラン先生が、

今日、竹を取りに行こう!と

言う。

 

半袖、半ズボン。

 

まだ冷房が学校の教室にない時代で。

 

自分のクラスの竹は、

自分で切り出す。

 

細い竹を選ぶが、

なかなか重い。

 

やっと学校の校舎まで運べたと思ったら、

足に違和感。

 

見るとそこには

 

ヒル!!

 

私の血を吸っている最中で

どんどん太っていく。

 

声が出ない。

 

心で叫ぶ。

 

ようやく声を出せた時には、

ポロリとヒルは落ち、

 

私は、半泣き。

 

生まれて初めて

ヒルにやられた。

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かゆいし、

気持ちが凹む。

 

なんとか、

力を振り絞って、

教室前に竹を設置。

 

願い事を書いた短冊を

嬉しそうに飾る子どもたちを見ながら、

 

私は、

心から、

 

来年は

ヒルに食われませんように

 

と、願ってしまった。

 

 

保育園時代のおもちちゃんですら、

 

「かぞくがげんきでいられますように」

 

とか書いてたのにね。

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映画「チャーリーとチョコレート工場」 〜育児書☆

親の気持ち

 

小2の娘が

矯正をすることになり、

 

先月から矯正器具を付けている。

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それを見た私が突如

思い出したのが、

チャーリーとチョコレート工場だ。

 

チョコレート工場の主、ウォンカが、

子供の頃にしていた矯正器具は、

とんでもなく大きくて、

生活に支障をきたすほどのもの。

 

インパクトが強すぎて、

映画を観てから10年は経過しているのに、

その顔がパッと思い浮かんだ。

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気になって、

家族で、

この映画を、

アマゾンプライムで観ることにした。

 

この映画は、

まるで

育児書のような要素がある。

 

今回は特にそう感じた。

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チョコレート工場に入ることができた

5人の子どもとその保護者は、

それぞれ特徴があった。

 

①食いしん坊で、

 自分のこと、食べることしか頭にない男の子。

 息子が肥満児であるのに、

 それをよしと思っている、我が子しか興味がない親。

 

②わがままで、自分が常に一番だと思い込む女の子。

 娘との関わり方がわからなくなっているお金持ちの親。

 

③ガムが好きすぎていて、“勝ち”にこだわりすぎる女の子。

 勝つことが全てだと思っていて、

 娘を“勝つこと”でしか褒められない親。

 

④ゲーム好きで、暴力的な思考にそまっている男の子。

 知識を大事に、ゲームに早々出会わせてしまった、

 息子の子育ての軌道修正ができずにいる親。

 

⑤家族想いで、心優しい主人公。

 夢をもっていて、家族の愛がたっぷりで、

 とても貧乏なおじいちゃん。

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工場見学をするうちに、

一人ずつ脱落していってしまう。

 

しかも、その子どもの性格をうまくとらえられた

罠とも思えるしかけによって。

 

脱落するたびに、

ウンパルンパ

その子どもの性格を皮肉にして

歌と踊りで表現する。

  (小さいおじさん、面白い。)

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それを見て、

親である私は、

反省すべきこと、

気を付けなければいけないことを

あらためて

意識する。

 

①〜④のような子供に育てないようにしなければと。

 

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結局、

最後は、

笑顔がかわいい主人公のチャーリーが残る。

 

特別に賢く、

特別に運動能力がよく、

特別に何かのセンスがあるわけでもない、

純粋な心をもっているチャーリーが、

 

チョコレート工場を譲られる権利を手にする。

 

バッチリな人選。

 

大人になりきれていないウォンカは、

チャーリーから、

「家族の愛」

を学ぶ。

 

ウォンカは、チャーリーのおかげで、

トラウマを払拭することにも

成功する。

 

ウォンカは、

お父さんとハグをすることができて、

気づいたと思うが、

 

①〜④の親たちも、

ウォンカの父も、

子どもを愛する気持ちをもっていることは確かだった。

 

ただ、その愛の表現の仕方が、

少しズレていて、

ボタンの掛け違いのように、

そのことを見直すタイミングをのがして

子どもが育つ上で、悪影響となっていったのだろう。

 

でも、愛は本物だから、

それに気づけば、

やり直せる。

 

ウォンカも、

チャーリーの家族といる心地よさを感じながら、

仕事のパートナーとしてのチャーリーと

仲良く楽しく、

そして、

笑顔で過ごせるようになった。

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おしつけがましくなく、

自然と

子育てのヒントを教えてくれる

この映画を、

今、このタイミングで

観ることができて、

よかった。

 

 

おもちちゃん(娘)、

矯正って、辛いよね。

 

矯正してくれてよかったって、

大人になってからでいいから

思ってくれたらいいな。

 

どうか、

親の自己満足になりませんように。

 

 

 

 

 

親子で楽しむ深イイ絵本☆ ①

「このあとどうしちゃおう」

 

このリストを作るきっかけの一つになった絵本。

メモのススメ 〜やりたいことリスト☆ - anko-no-nikki

 

今は、少しずつ「やりたいことリスト」に

丸がついてきている。

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親子でお気に入りの絵本が、

『このあとどうしちゃおう』 ヨシタケシンスケ

で、何度も読み返す。

 

今は、

読むというより、

娘と一緒に、

絵本を開いて、

自分の考えを言い合う。

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どのお墓がいいかとか、

生まれ変わったらなりたいとか、

この天国のここがイイとか、

この地獄のここがきついだろうとか、、、。

 

まさに、親子で読んで楽しい絵本!!

 

おふざけのように思う部分も

あるかもしれないけれど、

 

私は、どのページも深いと思う。

 

何よりも、

最初のページが、

「こないだおじいちゃんがしんじゃた。」

で始まることでわかるが、

 

生と死を考えるきっかけにもなる。

 

環境によって、

「死」を間近で感じることは

人それぞれ。

 

でも、「死」を意識することで、

限りある「生」を大切にすることができる。

 

この絵本に出会わせることで、

「生と死」を考えるチャンスを作ってあげられる。

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雨の多い季節、

おもちちゃん(娘)と絵本を読んで、

憂鬱な気持ちを吹き飛ばそ。

 

ちなみに、

絵本の表紙の裏?側(内側)に、

おじいちゃんのイラストが12個

描かれている。

 

そのイラストに、

吹き出しがあったとしたら、

何をつぶやいているか、

 

ということを、

おもちちゃん(娘)は

私に言ってくる。


いつも無茶振り。

 

即興でやりますけど。

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私は、

裏表紙の内側の主人公のイラスト12個の、

一番右下にある絵が

とても好き。

 

お母さんに、

おもむろに

ギュウをしている絵。

 

 

ぜひ、読んで、

 

見て、

 

みてください♪   f:id:anko-no-nikki:20200623144440p:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「池の水ぜんぶ抜く大作戦」と「プールの水ぜんぶ抜く仕事」

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仕事量と、仕事の幅

 

テレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」

 

娘が好んで見る番組。

 

イマイチ面白みがわからなかったが、

 

おもちちゃん(娘)によると、

汚れて濁った池の水に、

どんな生き物がいるのかが

次々とわかるところが、

ワクワクするらしい。

 

テレビ番組として、

「池の水を抜く」ことを企画した人は

すごい。

 

まだまだ、YouTubeには

負けられません!

という気概が感じられる。

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ふと、この番組を見て、

思い出したのが、

 

小学校のプール

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私が勤務していた小学校は、

すべて屋外のプール。

 

水泳の授業がある6月、7月以外は、

まさに池のような姿になる。

 

たいてい、5月末にプールの大掃除。

 

全教員が出動。

 

毎年、ヘビーな仕事。

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消防に連絡してからの

水抜きから始まり、

濾過装置の点検をしつつ、

プールサイドのゴシゴシ掃除、

プール内の虫取り、

側面と、底のゴシゴシ掃除、

更衣室の掃除、

ビート板等、浮き具の点検、

仕切板の掃除、、、。

 

これを、平日に、

 

1日授業をこなしてから、

 

放課後に作業するのだ。

 

炎天下、

泥と虫とカビとコケと

必死に戦う。

 

思い出しただけで、

ぐったり。

 

何時間もかけて掃除した後に、

畑の水やりをして、

次の日の授業準備、

保護者対応、

打ち合わせ等々、

定時に終わるわけもなく。

 

体はクタクタで

這うように家に帰る。

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池の水ぜんぶ抜く大作戦」に

関わっている方々も

本当にご苦労様です。

 

テレビで放映されない部分の

ご苦労を思うと、、、。

 

 

どんな仕事も、

不本意だと思いながらも

こなさなくてはいけない作業や

納得のいかない仕事は

あるでしょう。

 

 

それにしても、

小学校教員の一人が

課せられている

仕事量と、幅の広さは

半端ないと思う。

 

実際、

自分のお給料から差し引かれても

できることなら、

アルバイトの方に来てもらいたいと思っていた。

教室の蛍光灯を変える、

子供たちの机を拭く、

動物の餌やり、

畑の水やり、

ワックスをかける、

業者への連絡、

学習用具の発注、

教材費、給食費のお金を数えて支払う、

遠足の写真の印刷、

調理実習の買い物、、、

 

教員でなくてもできる仕事が山ほどある。

教員だからこその仕事も山ほどある。

 

海外の事例も参考にして、

教育者だからこそできる仕事

もう少し集中させたら、

もっともっと

教育環境はよくなる。

 

 

そして、

心を病んでしまう先生、

 

大事な命を、

自ら絶ってしまう先生を

 

助けられるのではと思う。

 

 

もっと

「教育」に

価値とお金を。。。

 

もっと

「教育者」に

感謝と敬意を。。。

 

 

 

 

 

竹の子堀をして、「かぐや姫の物語」を思い出す。

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竹の子

 

貴重な体験、

竹の子堀り。

 

厳密に言うと、

竹の子掘ってるところを

見学。

 

もさっと土から盛り上がった竹の子を、

スポッと抜く、

いいとこ取りを

やらせてもらった娘。

 

真剣だった。

 

子どもは、本当に楽しいことには

真剣になるんだな。

 

家に帰って、

急いで

竹の子の下ゆで作業。

 

そのとき、

土を落とすのを

手伝いたいと、

おもちちゃん(娘)。

 

夜も遅いから、

とりあえず、

寝てほしかったが、

 

せっかくなので、

手伝ってもらう。

 

嬉しそうに、

 

竹取物語ぃ〜」

とか言いながら、

 

竹の子を一本一本、

丁寧に土を落としていく。

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おもちちゃんは、

竹取物語」が原作の

高畑勲監督の映画、

かぐや姫の物語」が大好き。

 

2015年テレビ初放送の時に

録画。

 

かぐや姫の物語」は、

絵のタッチが日本画風で、

どこか大人っぽい感じがして、

私は、好んで観たいと思わなかた。

 

が、話題の映画、

やっぱり録画はしておこうと

撮ったら、

まさかの、

おもちちゃんがどハマり。

 

当時、3歳。

 

どこを観て

面白いと感じているのか、

ビデオを見るたび

聞いてみるが、

イマイチよくわからない。

 

週末になる度に

「竹の子、観たい!」

と言う。

 

毎回、一緒に見るわけではないが、

自然と私も何度も見るようになって、

見れば見るほど深い映画だと感心。

 

大人の私。

 

この世で『生きるということ』に、

向き合い、考えられる映画だと思う。

 

大人の私。

 

それでは、

3歳のおもちちゃんの場合は、

どこに惹かれていたのか。。。

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最近になって

ようやく

気づいたのは、

 

彼女は、

テレビや映画を、

映像と音楽の両方でしっかり

楽しめているということ

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朝ドラ「エール」で、

ゆういちのお父さんが

亡くなったとき、

一緒に大泣きしたのだが、

 

涙をふきながら

冷静に、

 

「お父さんがさ、

 死んじゃうときに

 流れてくる音楽に

 泣かされたよね。」

 

と言ってきた。

 

ちょっと

驚いた。

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そんなわけで、

あの「かぐや姫の物語」に

はまった理由も、

『音楽』にあったのでは

と思う。

 

心を動かす『音楽』は、

すごい力を持っているなぁと、

あらためて

思う。

 

まさに、

今日、朝ドラ「エール」第一回目の再放送で、

語られていた。

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寝坊したおもちちゃんと、

 

焼き竹の子を食べながら、

 

今日も、ばっちり「エール」を鑑賞したのでした。

 

 

ちなみに、

焼き竹の子の

味は、ごま油と塩。

 

美味でした!!!

 

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「天気の子」を家族で鑑賞☆ 〜娘の評価は。

「天気の子」

 

やっと、ずっと観たかった

「天気の子」を、

アマゾンプライムで観た。

 

お支払い金額は500円。

 

天使にラブソングを2」は、

300円。

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あんこ家は、3人家族。

3人でお金を出し合うというルール。

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「天気の子」は、500円だけど、

どうする?

 

と投げかけると、

 

予告編を見た

おもちちゃん(娘)は、

 

ん〜

 

「一緒に観たいけど、

そこまで観たい感じでもないから、

50円なら払う。」

 

と。

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「君の名は」は、

映画館で観ている。

当時、おもちちゃん4、5歳。

 

家族で感動して、

ブルーレイも購入。

 

そんなわけで、

「天気の子」も

おもちちゃんと鑑賞したかった。

 

おもちちゃん50円

あんこ200円

大吉くん250円

 

話が決まり、鑑賞。

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拳銃が出てくるシーンには、

私もおもちちゃんも

耳をふさいで、

恐怖を我慢して見ていたが、

最後まで集中して

鑑賞できた。

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見終わったおもちちゃんは、

おもむろに、

 

自分のおこづかいから

100円玉を持ってきて、

 

私たちに渡してきた。

大吉くんに追加のお支払い。

 

「いい映画だったから。」

 

と。

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なんだか、

 

かっこいい。

 

小学生で、

目に見えないものの

価値に

お金を払えるって、

すごいことではないだろうか。

 

少なくとも

私が小学2年生なら、

どんなに予想より楽しかったとしても、

追加でお金を払うという思考回路は

なかったと思う。

 

何が功を奏してこうなったかは、

よくわからないが、、、

 

おもちちゃんが欲しいと思うものや、

興味があるものの値段を、

いつも正確に伝えて、

 

これだと、「夕飯代がなくなるくらい」だとか、

「おもちちゃんのお手伝いの何回分だよ」とか、

ケチくさく説明してきたからだろうか。

 

あるいは、

小学生になって、

ものすごい本好きになって、

その作品の面白さ、つまらなさの違いがあることに

気づいてきたからだろうか。。。

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どちらにしても、

家族で鑑賞できて、

よかった。

 

「君の名は」

「天気の子」

を観て、

 

作品を作られた新海誠さんは、

恋を超えた、

愛を描く天才だなぁと思う。

 

男女の愛、

親子愛、

兄弟愛、

自然への愛。

 

ロマンチックで、

繊細で、

人間の奥底にある愛で動かされる強さを

よく知っている方なんだろうな。

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また、

 

いい映画に出会えますように。

 

それでは、

さよなら さよなら さよなら

 

淀川長治さん風に。)

 

 

 

 

 

あたたかい食事 〜優しさをありがとう♪

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あたたかい食事

 

娘のおかけげで、

心もあたたまった話。

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ちょっと涼しい日だったから、

久しぶりに、

夕飯にポテトグラタンを作った。

 

料理は苦手なので、

グラタンの素を使って。

 

オーブントースターで焼き上げて

出来上がり。

 

オーブントースターには、

グラタン皿が一つしか入らないから、

3人家族のあんこ家は、

 

最初に、娘のグラタン、

次に、大吉くん(夫)

最後に、私の分を焼く。

 

いつも、カウンターで3人並んで

食事をする。

 

「これ、美味しい!」

 

とか、

 

「この野菜は、何?」

 

とか、

 

食べること大好きの

3人組は、

 

ご飯の話をしながら、

楽しく食事をする。

 

ただ、グラタンの日は、

焼き上がりが一人ずつのため、

 

いただきますと、

ごちそうさまが、

ずれ、

 

食事の感想もずれる。

 

私がグラタンを

 

美味しい!

 

と言ったときは、

 

すでに、

大吉くん、おもちちゃん(娘)は、

ごちそうさまをしていた。

 

あら、なんだか

さみしいわぁ。

 

とつぶやく私。

 

そそくさと、

自分のおもちゃ箱から

何かを持ってくる

おもちちゃん。

 

そっと、

またカウンター席に座り、

 

いただきまーす!

 

と、おもちちゃん。

 

「私、このお寿司が大好きなのぉ。」

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寂しいと言った私に

すぐに反応して、

 

隣に自分の食べ物(折り紙で作ったお寿司)を

持って来て、

一緒に食事をしてくれたのだ。

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あったかい。

 

なんか、心があったかい。

 

小学2年生に、

気を遣ってもらっちゃたわけだけど。

 

おもちちゃん、

 

ありがとう。

 

母は、

とても

幸せです。

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そういえば、

食べるのが遅いのは、

教員として、マイナス!!

と、

教育実習生のときに、

軽く叱られた。

 

でも、15年教員やっても、

私の場合は、食べる速さは変えられなかった。

 

ある日、

 

1年生の教室で、

あれやこれやとお世話して、

給食をやっと食べ始めて数分で、

終わりのチャイムが鳴った。

 

食べるの大好きな私。

残したくない。

 

クラスの子達も、

私のことをよく知ってくれている。

 

日直の男の子が、

 

「今のチャイムは

 聞かなかったことにして、

 先生が最後まで食べてから、

 ごちそうさまをしよう!」

 

と、言ってくれた。

 

涙が出るほど、

嬉しかった。

 

おかげで、

ちゃんと最後まで

おいしい給食

いただきました。

 

 

先生、

とても

幸せでした。

 

プランターのトマト、初収穫!!

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赤くなった1個のトマト☆

 

anko-no-nikki.com

 

プランターにトマトとナスを植えてから

1ヶ月半。

 

ついに、収穫の日が来た!

 

鈴なりに実がなったトマト。

まだ、全部緑色。

 

たった一つだけ、

鈴なりでないところに、

赤いトマトが。

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毎日、

おもちちゃん(娘)は、

ゴミ捨ての後、

プランター

トマトとナスをチェックしている。

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昨日、

 

「ちょっと、大変!」

 

と呼び出し。

 

まさか、ツバメの巣かしら?

 

と思って外に出ると、

 

嬉しそうな、

おもちちゃんの顔。

 

小さい指差しの先には、

 

小さい赤いトマトが一つ。

 

わーい!!

 

楽しみにしていた収穫。

 

1個だけど、

 

私も嬉しい。

 

初収穫の場面を、

動画におさめるよう、

指示を受け、

父、

ばっちり撮影班に。

 

3人で喜んでいたら、

お隣さんが散歩から帰宅。

 

1個のミニトマトを前に、

5人で喜びを分かちあう。

 

 

大切に1個のトマトを

持って帰って、

洗って、

 

さぁ、どうぞ!

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おもちちゃん、

 

「いや、みんなでわけて、

 みんなで食べようよ!」

 

って。

 

そのお気持ち、

大切にした方がよさそうなので、

 

ミニ包丁で、

3等分。

 

ミニトマト

3等分。

 

甘酸っぱい。

 

胸いっぱい。

 

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思い切って、

プランター野菜

チャレンジして、

 

よかった。

 

 

ナスも楽しみだなぁ。

 

おもちちゃん、

ナスが苦手だから、

収穫したら

どうするのか、

 

楽しみだなぁ。

 

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身近な人を本物だと見分けるには?

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娘の質問

 

昨日、寝る前に、

 

「もし、私と見た目が全部 同じ子が、

 5人いたら、どうやって、本物だってわかる?」

 

わぉ。

 

脳みそがおやすみモードになっているこの時間に、

結構な難問をつきつけてきたー。

 

ん〜。

 

ん〜。

 

ん、

いつものお笑いネタやってもらえれば、

すぐわかりそうだなぁ。

 

でも、

おもちちゃん(娘)が望んでいる答えは、、、。

 

「ハグしてみる!」

 

匂いとか、

その強さとか、

ハグの時間の長さとかで、

わかるかなぁ。

 

 

眠い私、

最初に言ってしまったのは、

「ラーメン屋さんで注文するものを聞いたらわかる。」

 

「絶対アイスを頼むから!」

 

たぶん、5人のうち3人は同じことするよね。

 

案の定、

おもちちゃんに、

 

「それだと、アイス好きな子は、やっぱり頼むよ。」

 

と、

あっさり切り返された。

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とにかく、眠い私、

 

質問返しをすることにした。

 

「おもちちゃんなら、どうやって、本物の母だってみわける?」

 

ん〜。

 

「母のズボンを自分ではいてもらう。」

 

え?

 

なんで?

 

「自分のズボンなのに、

 母はいつも、

 

 うーーー

 きついーーー!!!

 

って言うでしょ?!

 

他の人は、だまってズボンはくんじゃないかな?」

 

 

あっぱれ!

 

まさに、その通り。。。

 

悲しいけど。

 

サイズ変更しなくてはいけないことは

重々承知なんです。

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おもちちゃんて、

私が考えないようなことを

聞いてきたり、

お願いしてきたり、

する。

 

本当に、

小学生って、

おもちちゃんて、

面白い♪

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このやり取りで思い出した絵本がある。

 

「ぼくのニセモノをつくるには」 ヨシタケシンスケ

 

自分にそっくりのロボットをつくるために、

自分の特徴をロボットに伝える。

 

自分らしさ、自分の個性、

他人とは違う部分とは、なんだろうか?

 

を、考えさせられる面白い絵本。

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この本が家にあるから、

 

おもちちゃんは、これを何度も読んでいて、

 

ふと、質問したくなったのかなぁ。

 

人間みな、唯一無二の存在だって、

わかってるけど、

 

自分のことって、

案外わかってないことに

気づかされる。

 

また、この絵本を読み直して、

おもちちゃんに、

いつか

ご名答返しをしたいな。

 

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